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CATCH FLY とは今現在僕が運営をしているオンラインスクールの名前です。現在は英語を中心に指導をさせていただいていますが、これはCATCHFLY の第一形態に過ぎません。将来的にCATCHFLYはその名の通り、キャッチャーを指導するキャッチャーアカデミーになっていきます。

キャッチャーに必要な要素は大きく分けて3つあります。1つ目が、コミュニケーション能力。2つ目にフィジカル能力。3つ目にキャチャーとしてのアビリティです。

CATCHFLY はこの3つのスキルを鍛えることの出来るキャッチャー専門のアカデミーになるのです。

コミュニケーション能力

キャッチャーは他の野手よ比べても非常に特殊なポジションです。キャッチャーはグラウンド上の監督と揶揄されつように単純な選手としての能力だけでなく、試合をコントロールするコーチング力も求められます。監督やコーチの指示を的確に理解し、それを他の選手に正確に伝える必要があります。また、1人1人性格の異なるピッチャー陣のケアもしなければなりません。投手という非常に繊細でナイーブないきものに最高のパフォーマンスを引き出させることもキャッチャーの役割なのです。

グラウンド上での監督をこなすにしろ、投手をコントロールするにしろキャッチャーに求められるスキルはコミュニケーション能力です。コミュニケーション能力に関してはどのカテゴリのどのチームでも教えられません。コミュニケーションの能力とは非常に抽象的でコーチや監督も注視していないからです。

その抽象的なコミュニケーションスキルを向上させる方法があります。それが英語学習です。

英語を勉強することによって言語というものを多角的に捉えることができます。それも日本の学校教育のような詰め込み勉強法ではなく、話すことを目的とした英語学習によってコミュニケーションスキルは培われます。

話すことを目的として英語を勉強すると、いかに自分の英語が人に伝わるかを考えるようになります。そうなるとどのように話すかを考えるようになります。言葉に抑揚をつけたり、相手に分かりやすいように話したり、ボリュームを調整したりするようになるのです。

英語を話ときに最も必要なのはジェスチャーを用いることです。自分の感情を身振り手振りで表現することがとても重要になるのです。ジェスチャー積極的に取り入れると非言語コミュニケーションであるノンバーバルコミュニケーション能力が飛躍的に上がります。


英語を勉強すると、他人に自分の気持ちを伝えることが上手になります。それはコミュニケーション能力が上昇することとイコールなのです。コミュニケーション能力が上がるとそれはグラウンド上での振る舞いにも影響します。堂々と選手にプレーを伝えることができ、選手に信頼されることになります。まさにグラウンド上の監督となるのです。


フィジカル能力

野球においてキャッチャーというポジションはと特殊だとコミュニケーションの部分でも説いてきましたが、ことトレーニングに関してもキャッチャーは特殊だと言えます。なぜならキャッチャーはフィジカルトレーニングをすればするほど、キャッチャーとしてに能力が上がっていくからです。

野球というスポーツが難しい要因として、絶対的なフィジカル能力=野球の上手さにならないということです。それ以外に体の使い方や柔軟性などの要素が野球の上手さの大きなベクトルを占めています。筋肉だけ大きくしてもボールは遠くには飛びませんし、剛速球も投げられるようにはなりません。

その点、キャッチャーの能力はフィジカルの強さでカバー出来ます。ある意味野球のポジションの中で一番フィジカルの強さと相互性のあるポジションがキャッチャーというポジションなのです。

野球のなかで相手選手とのコンタクト(接触)が唯一発生するポジションがキャッチャーなのです。それ故キャッチャーは相手選手に当たり負けない強靭なフィジカルを必要とします。その強靭なフィジカルを鍛える方法は簡単で筋力トレーニングを行えば良いのです。

逆にいえば、キャッチャーは筋力トレーニングを行えば、チーム内にいる他のキャッチャーとの差を大きく突き放すことができます。

今でこそフィジカルトレーニングの重要性が野球界にも認知されて来ていますが、それはプロの中での話までです。プロ野球にはフィジカル専門のコーチがテームに帯同していますし、選手自身もオフ期間には名のあるトレーナーの元に通いつめトレーニングをおこなっています。

しかし、アマチュアではまるで違います。高校、大学の強豪校と呼ばれるチームですら、フィジカル担当のコーチはほとんど存在しませんし、ましてや、1人1人違うメニューを作成してくれるようなフィジカルコーチはチーム内には存在しません。

アマチュアレベルのキャッチャーは正しいフィジカルトレーニングをするだけでも周りとの大きな差別化を図ることができるのです。

そのためにCATCHFLY ではキャッチャーためのフィジカルトレーニングメニューを考案し、選手1人1人に合ったトレーニングメニューをこなしてもらい、圧倒的なフィジカル能力をつけてもらいます。


キャッチャーアビリティ

何度も言うようにキャッチャーとは野球のなかでも特殊なポジションで、コミュニケーヨン能力とフィジカル能力があってのキャッチャーアビリティになるのです。かりにこの内のスキルのうちのどれか一つでも欠けたら良いキャッチャーではなくなってしまいます。

更に、キャッチャーというポジションの練習は特殊です。基本的には座ったままプレーをしますし、ボールを捕るときもただ捕るのではなく、フレーミングといってストライクにできるだけ近づくような美しい捕り方をしなければいけません。

送球にかんしても座った状態からのスローイングも多くなるのでそれに対応した練習もしなければいけませんし、守備において最後の要である本塁を阻止するために味方野手からの返球を落とすことは許されません。

そんな異質なポジションであるキャッチャーであるにも関わらず、アマチュアの指導者の中にはキャッチャーの本質的な指導をできる指導者は驚くほど少ないのです。

たまたまそのチームの監督、コーチが捕手出身ならよいのですが、捕手出身の指導者が1人もいないチームは数多く存在します。そのチームのキャッチャーは独学で捕手について学ぶことをするしかなく、それ故チームに欠かせない存在であるはずのキャッチャーが育たないということがよく起こります。

キャッチャーの練習は武道の型によく似ています。全てのキャッチャーの動作に決められた型が存在していて、その正しい型をまずは師範に教えてもらえわないといけません。その型を覚えたら後はひたすらその型が自分に染み込むまでひたすら反復練習を繰り返すのです。

キャッチャーの面白いところは、その捕手としての型を覚えて、ひたすらに反復練習を繰り返せさえすれば、確実にキャッチャーアビリティが上がっていくというとこです。野球は失敗のスポーツとして有名で、どんなに優れたバッターでもプロのでかいで4割を打てる人はいませんが、ことキャッチャーの守備に関しては鍛錬次第で、捕手としての守備率を限りなく10割に近づけることができます

キャッチャーはあの防具からもわかる通り、常に恐怖感と戦わなければいけません。どれだけ運動神経がよく、野球の才能がある選手でもキャッチャーとしての特殊な訓練を積まなければ、第一線でプレーすることはできないのです。

キャッチャーというポジションは野球の中でもブルーオーシャンなのです。競技者人口が少ないことにプラスして、本気でキャッチャーとしての型を身に着けてそれをひたすらに反復している人は少ないのです。キャッチャーのトレーニングをするだけでも他の選手との差別化になりますし、その貴重なポジションであるキャッチャーアビリティの水準を上げることができれば、プロへの道も見えやすくなります。

この3つのキャッチャーアビリティを学べて、世界に挑戦できる選手を育成することが最大の目標になります。


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