ラジオを見直そう①(受信機編)

2018/9/6に発生した北海道胆振東部地震では、発電所停止による大規模停電により、地震直後からの被害状況がテレビから入手できない状態が暫く続きました。
よって、スマホのワンセグTVやradiko、文字ニュースやSNSが身近な手段でしたが、予想以上に長引いた停電に、電池残量や電波不通への問題もありました。
しかしながら、そのような状況下で支えになったのが、乾電池で長時間動く「ラジオ」です。現在はリスナー低下・高齢化が続く中、ラジオ受信機を持っている方も少なくなったと聞きます。

そこで、今回の地震において、役立ったラジオ受信機をご紹介します。
ここまでマニアックなものは無くても良いと思いますが、一家に一台、この機にラジオを生活の中に取り入れ、ご活用されてはいかがでしょうか。
次回は「ラジオを見直そう②(AM /FM編)」を書こうと思います。

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①SONY FM/AM ポケッタブルラジオ:左上
なんと言っても、このサイズでは好感度で受信できるところが嬉しいです。勿論AM補完(ワイドFM)にも対応しています。
更に、単四電池1本でかなりの時間使用可能で、名刺サイズの軽量型であるのが特徴です。

 ②Li-ion ワイドFM対応 充電式高性能ポータブルラジオ:右上
AM補完(ワイドFM)がAM局で始まった頃に、各局の通販サイトで防災関連商品として発売されました。
特徴的なのが、USBで本体を充電し、その蓄電がラジオだけでなくライトや充電器としても活用が出来る点です。
FMは特に受信感度が良く、バッテリー自体もそこそこ保ちますので旅行の際に携行するのも良いかと思います。

③TECSUN オールバンド・デジタル・ラジオ:左下
「DSP」というデジタル受信技術を搭載したラジオで、AM/FMの他に「SW(短波)」も受信可能です。
国内の電気メーカーはこの手のラジオ開発から撤退している中、現在は中国が台頭しており、本製品も中華製でありながらも使い勝手や受信感度は非常に良いです。単三電池3本で長時間利用可能です。

④STANDARD ハンディタイプ広帯域レシーバー:右下

これはラジオでは無く「無線受信機」と呼ばれる商品で、普通の電気屋やホームセンターには置いていません。(AMAZONでは買えます)
勿論、ラジオも聴けるのですが、それだけでなく上空を飛び回る様々な電波が受信出来ます。
例えば、防災行政無線や、報道機関、鉄道会社の交信無線もタイミングが合えば聞くことが出来ます。
(警察と消防・救急はデジタル無線に移行しているので聞くことは出来ず)

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