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第4話 結婚式で見てるもの

いつも読んでくださる皆様。
営業マンのまろまろです。

先週の土曜日、大学の友人の結婚式で横浜にいきました。


皆様のまわりでも結婚ラッシュだという方もいれば
ひとだんらくされた方もいらっしゃるかと思いますが、

私は完全に「ひとだんらくされた方」の部類に属しておりまして、
実際に大学の仲間で土曜日出席していたメンバー10名のうち
8名は既婚者、1名は10月に結婚予定、1名は未婚を貫いている
そんな状況でした。

先日の結婚式は37歳の新郎(友人)が25歳の新婦との結婚をするということで
若干ざわついたものとなりました。




結婚式ではみなさん、どこで感動しますか?



私が見ているのは1点のみ。




きれいな花嫁でもなく

きれいな花嫁の友人でもなく

友人の新郎の勇姿でもなく




新婦の父(と新婦の母)の表情



そこだけです。
そこだけで泣けます。


これは自分が結婚する前からずーっと
ついついそこに目が行ってしまっているのでした。



バージンロードで、新郎に娘を手渡すときの
表情。
そしてその表情を優しく見守る新婦の母。

新婦に手紙を読まれるときの過去を思い返す
新婦の父。そしてそんな新婦の父を優しく見守る新婦の母。

最後に両家を代表してコメントする新郎の父、新郎を
後ろからそっと見守ることしかできない新婦の父。
そして、お疲れ様といわんばかりの新婦の母。


一番複雑ではかないこの2人。

新婦の父は一人、幸せと喪失感の間で異空間にいることでしょう。

そしてそんな新婦の父を、
これまで威厳を保ってきた新婦の父を
優しく愛情深い眼差しで見る新婦の母。

そこにはとんでもない異空間が私には見えます。


それもそのはず、新郎新婦との関係性は
大学からの友人である私はもう15年以上になりますが、

それよりもさらに20年前から
子どもたちを見守ってきているわけで、

いろいろなことが走馬灯のように駆け巡るのでしょう。
思い出は我々友人の比ではないものがあることでしょう。





私がいつも営業対象としている経営者にとって、自分の会社は
我が子のようにかわいいのかもしれません。


今日、ぽっと現れた営業マンに
会社をこうしましょう、ああしましょうと

営業ですから話はするもの
その大切な我が子に提案するからには
最大限のリスペクトをすべきだなと
心のそこから感じます。


会社概要1枚見て語れないことが
たくさんあり、社長の表情は
会社を育ててきた歴史がたくさん詰まっていることでしょう。

新郎が、その家庭にとって
素敵なご縁となるように、

私達のご提案もそんな歴史ある会社にとって
有意義なものとなるように
準備し、敬意を払い、思い切り提案していきたいですね。

と、ワタクシは思いました。

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