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おじいちゃんのギャップがかわいい『一度も撃ってません』

【基本情報】

製作年:2020年
製作国:日本
⠀ 配給:キノフィルムズ

【個人的順位】

鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:63/81
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★☆☆☆
    音楽:★★☆☆☆
(項目変えました。他の映画と統一した方がわかりやすいかと思い)

【あらすじ】

怖い見た目に寡黙な性格。御年74歳の市川進(石橋蓮司)は伝説のヒットマンとして密かに殺しの依頼を受けていた。

しかし、その正体はただの売れない小説家。理想のハードボイルド小説を書くために、本物のヒットマンである今西(妻夫木聡)に仕事を頼み、暗殺の様子を取材しているのだ。

そんな中、妻には不倫を疑われ、敵のヒットマンに命を狙われるという人生最大のピンチに陥る。

【感想】


伝説のヒットマンが実は売れない小説家という設定が面白そうだったので、予告の時点で注目していた作品でした。

コメディではあるんですが、爆笑するような陽気なコメディというよりは、クスッと笑えるシーンが散りばめられたコメディという感じで、作中でもたびたび出てきますが、バーで静かに飲むような雰囲気の映画です。

まさに「ゆるめのハードボイルド」といった印象で、石橋蓮司のややおっかなそうな見た目に反して、くしゃみひとつで尿漏れしちゃうような高齢者あるあるなシーンなんかはそのギャップがかわいかったりします(笑)

石橋蓮司、岸部一徳、桃井かおりらが50年来の友人という設定でバーで飲んで酔っ払ってる姿なんかは、未来の自分もそんな感じになりそうなので微笑ましいのですが、笑いもそこまで多くないので、個人的にはちょっと物足りないかなーと感じました。

出ている役者がベテラン揃いなので、世代的に上の年代の人なんかは楽しめるかと思いますが、佐藤浩一と寛一郎、柄本明と柄本佑という親子共演が目立つのも感慨深いです。

ちなみに、トヨエツと前田亜季が最後まで誰なのかわかりませんでした(笑)


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