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マ・ドンソクがワンパンマン状態?!『ザ・バッド・ガイズ』

【個人的な評価】

2021年日本公開映画で面白かった順位:34/70
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】

韓国映画
アクション
バイオレンス
犯罪者
マ・ドンソク

【あらすじ】

囚人たちを乗せた護送車が武装集団に突如襲撃され、凶悪な犯罪者たちが脱走してしまった。この史上最悪の事件を解決するため、警察組織の上層部は元警察官のオ・グタク(キム・サンジュン)に指令を出し、重罪で刑務所に収監中の服役囚たちを集めた極秘プロジェクト、“特殊犯罪捜査課”を始動させる。

オ・グタクは“伝説の拳”と呼ばれて恐れられているパク・ウンチョル(マ・ドンソク)、どこか信用できないが頭は切れる詐欺師のクァク・ノスン(キム・アジュン)、過失致死罪に問われた無鉄砲な元エリート刑事のコ・ユソン(チャン・ギヨン)をメンバーとした最凶チームを結成。

減刑を条件として、時に協力し合い、時に衝突しながらも凶悪犯たちを追い詰めていく。

しかし、今回の事件の背後には国家を揺るがす巨大な陰謀が見え隠れし、謎の組織が暗躍していた。

【感想】

目には目を、悪には悪を!ってことで、脱走した囚人を捕まえるべく立ち上がった犯罪者たちの映画です。事件解決に悪人を起用するのは、『スーサイド・スクワッド』や『レッドアイズ 監視捜査班』と似た構図。もともとは2014年に韓国で放送されたドラマが元になっているそうです。

この映画、やっぱりウンチョルを演じたマ・ドンソクのずば抜けた存在感が推しですね!向かってくる敵をほぼ一撃でノックアウトする腕っぷしの強さ!彼だけまさにワンパンマン状態。もう本当にアニキって呼びたいです。あんなアニキ欲しいっす!(笑)

しかも、イカツい顔に、イカツいガタイ、イカツい腕力っていうキャラだから、シリアスやバイオレンスなシーン以外はすべてがギャップになるんですよ。おいしすぎませんか。もういるだけでギャップとか。裁縫でかわいい手袋はめちゃうところとか、セクシーな女性にちょっと弱いところとか、普通の人がやっても何とも思わないのが、彼がやるとそれだけでキュートに見えてしまうという、まさにマ・ドンソクマジック!

ただ、それ以外のキャラが薄いんですよ。頭脳と体力のバランスが取れたユソンに、天才詐欺師のジェシカ、目にもとまらぬ足技使いの"幽霊の足"(名前忘れましたw)という3人がいるんですが、彼らのポジションがよくわからず。。。全部、マ・ドンソクに持ってかれちゃってますからね。

とはいえ、4人で100人近い韓国ギャングを相手にするバトルシーンはかっこよかったですよ。それぞれの特技を生かした攻撃で、ボコボコにしていく様子はスカッとコリアです。

あと、監督は日本好きなのか、バックに日本のヤクザが絡んでいるという設定なんですよ。実際に日本語が流暢なヤクザ役の人もいました(あれ、日本人だったのかな。。。エンドクレジットがハングル文字だったので判別できませんでしたが)し、マ・ドンソクにも日本語をしゃべらせていました。それが意味わからなさすぎてツボなんですけど(笑)

それにしても、マ・ドンソクの役どころっていつも同じような感じなんですよね。大体ヤクザっていう。それはきっと、マーベル映画で覆してくれるでしょう!アニキ、期待してます!!


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