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引きこもりだった僕が勇気を出して動物たちと旅に出たら亡くした最愛の妻の魂を感じられた『ドクター・ドリトル』

【基本情報】

⠀ 原題:Dolittle
製作年:2020年
製作国:アメリカ
⠀ 配給:東宝東和

【個人的順位】

鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:46/66
興奮🤩:★★★☆☆
笑い😂:★★☆☆☆
動物🦜:★★★★★

【ストーリー】

動物と話せる変わり者の医者ドクター・ドリトル(ロバート・ダウニー・Jr)は、愛する妻を失った絶望に打ちひしがれ、世間から離れて動物たちとひっそり暮らしていた。

ある日、女王が病に倒れたということで、彼に白羽の矢が立ち、その治療法を求めて、助手と動物たちを引き連れ、大冒険に出ることに。

果たして無事に女王を治すことができるのだろうか。

【感想】

まずね、この映画と何の関係もなくて恐縮なんですが、ロバート・ダウニー・Jrが出てきた瞬間に、「スターーーーク!!」って心の中で叫びました。てか、むしろちょっと泣きそうになりました。「トニー・スタークが生きてるよおおおお」って(笑)

で、肝心の中身なんですが、個人的にはちょっと期待しすぎたかな、、、というのが正直な感想です。決してつまらないというわけではないのですが、ストーリーが薄いなと感じてしまって。。。

今回は、これまでの映画化されたものと違って、アクションファンタジーな感じなんですが、大きな障害もなく、あったとしてもサラッと乗り越えてしまうので、割とトントン拍子に話が進んでしまうんですよ。大冒険と言っておきながら、そんな簡単に進んでしまっていいのかっていう。。。

『ドクター・ドリトル』って、過去に何回か映画化されていて、一番有名なのは1998年のエディ・マーフィーのやつだと思うんですけど、その前の1967年にも映画かれてまして。それはミュージカルなんですね。ミュージカルって観ているだけでも楽しめますし、エディ・マーフィー版は完全にコメディに振り切っていたので笑えたりするんですが、今回のはそういう特記事項がなく。。。まあ、映像はすごかったんですけど、もはや今の時代珍しいことじゃないですからね。

動物たちがわちゃわちゃするところは、子供や動物好きな人には楽しめるポイントかもしれませんが、そうじゃなかったらそこまで刺さらないかもしれません。

ただ、キャストの豪華さは昨今の映画の中でもトップクラスかもしれません。

アイアンマンのロバート・ダウニー・Jrを筆頭に、スパイダーマンのトム・ホランド。

『ハリー・ポッター』シリーズのシビル・トレローニーや『美女と野獣』でポット夫人を演じたエマ・トンプソン。

『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーの生き写しとなり、今年の11月に『007』の公開を控えたラミ・マレック。

先日『ルース・エドガー』にも出ていたオクタヴィア・スペンサー。

『ハリポタ』シリーズでヴォルデモードを演じ、『007』でもMを演じ、
今秋には『キングスマン:ファースト・エージェント』にも出演するレイフ・ファインズ。

顔ぶれがヤバイです!!
が、みんな声の出演なので、姿は見えないんですけどね(笑)

ちなみに、ロバート・ダウニー・Jrは製作総指揮も務めているのですが、彼の「子供と観られる作品に関わりたい」という想いからなんでしょうね。奥さんのスーザン・ダウニーもスタッフに名を連ねてます。
(エンドクレジットの最後に出てくる“TEAM DOWNEY”ってそういうこと?って思いましたが)

そして、僕は洋画は字幕版でしか観ないのですが、吹替版においては、これが藤原啓治さんの遺作となります。。。
改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。





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