後半が抽象的すぎてわかりづらかった『海獣の子供』

2019年公開映画84本中66位。

ハンドボール部に所属するヒロインと、
ジュゴンに育てられた2人の少年が触れ合うファンタジー系?映画。
ジュゴンに育てられたって、
海中版『ジャングル・ブック』みたいだけども。

どうやら原作漫画があるようだ。
読んでないけれど。
そんな状態で、この映画を見た結果、、、
正直かなりわかりづらい。。。

上に書いた不思議な少年たちと出会うまではよかったのだけれど、
その後がかなり観念的・抽象的な話になり、
映像も精神世界みたいなところに入り込んで行くので、
わからない人は完全に置いてけぼりを食らいそう。

人間の存在や生命の誕生を宇宙や海と結びつけていて、
大枠は理解できるけど、細部がかなりややこしい。
海も空も(少年たちの名前ね)人間なのかどうかもわからないし、
ラスト30分なんか、
クジラに飲み込まれたはずなのに空から落ちてきたし、
これは好き嫌い分かれるかもしれないな。。。

ただ、海がすごく綺麗だった。
舞台は江の島だけど、海の綺麗さは沖縄レベルかな。
これからの季節を考えると、
とても海に行きたくなったのは事実(笑)

個人的には、アニメ自体は好きなのだけど、
この映画に関しては、絵がちょっと苦手かな(笑)
目頭切開されすぎなのと、
デデが『AKIRA』に出てきそうなデザインで。

あと、ジムの声が田中泯なんだけど、
見た目からしてまんまだなと思った(笑)

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