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45歳、初めて胃カメラ検査受けてきた。

45歳、生まれて初めて胃カメラ検査を受けてきた。私は嘔吐恐怖症だし、とにかく病院でする検査が大の苦手。
CTすら怖いと思ってしまうタイプ。
それなのに、思ったよりも楽であっという間に終わったので、これは絶対に残しておかないと!と思いnoteに登録してまで書いて残そうと思う。



なぜ胃カメラを飲まなければいけなくなったのか?

数ヶ月前からお腹の上部、時には肋骨やみぞおちのあたりが痛い。時には寝返りが打てないくらいに痛い時もあった。

かかりつけの医者は肋間神経痛と診断したり、胃炎か、胃が荒れてるのかも。なんて診断もされたがなかなか良くならなかった。
パート(事務職)も残業があったりしてストレスもある。
なかなか治らないので、病院を変えて診てもらい、胃酸を抑える薬を飲みつつ、後日胃カメラで検査しましょうということになった。

また、私の母は昔、胃ガンになった事があり(手術し今はとても元気)遺伝的にも心配な事と、私はピロリ菌の検査もした事が無かったので、ピロリ菌の検査もする事にした。

当日9:00〜鼻から鎮静剤を使った検査

前日の20:00までに食事を終え、水分は2時間までの7:00までしか飲めない。
鎮静剤を使うので、車の運転は一日できない。
交通の便がよい所にある病院だったので、
電車で母に付き添ってもらい(相当嫌がっていたので、母から見たら当日逃げるのではないかと思われていたのかもw)病院に到着。

しばらく待つと検査室に呼ばれる。
私「付き添いはここまでですか?検査が終わったら迎えにきてもらうので、何時頃終わるか教えてもらえますか?」と聞くと、
看護師さん「この先も一緒に入っていただいて大丈夫ですよ。検査中も横にいて見ていただけますけどどうしますか?」と…
胃カメラの最中も付き添えるという事にびっくりしたのと同時になんだか拍子抜けしてしまい、少し緊張がほぐれる。
母は私の心配より、私の胃の中を見て見たいという好奇心でなんだか楽しそうな表情をし、
母 「検査中も横にいます」と答えていた。

以前自分がサインした同意書を見ながら、注意事項などを看護師さんに説明された後、
「胃の中の泡を消すお薬を飲んでください」と紙コップ8分目ほどの透明な少し甘い飲みやすい液体を飲まされる。その後、
「鼻の中の腫れをひかせるお薬をスプレーします、スプレー中は息を止めてくださいね」と言われ、ジーニーのランプの先がながーーくなった様な物で片鼻ずつ3回スプレーされる。
さらに、このスプレーの液体が喉に流れてきたら飲む様に言われた。
これが麻酔なのかなと、下調べの知識をフル回転させて見たものの、スプレー後とスプレー前特に変わった感じはなかった。
さらに、下調べによると鼻に管を通してそれが通りやすかったら鼻から胃カメラを入れられる目安だと色々な所で読んだり見たりしたのに、その様な管を入れられることもなく、15分ほど母となんてことない会話をしながら前に検査した人が終わるのを待っていた。

検査室へ!

ついに呼ばれ検査室に入る。
ちなみにこの時私は、着替えなし私服のまま、Apple Watchはしたまま…
「時計外したり着替えたりはしないんですか?」と聞いたら、「そのままで大丈夫ですよ。」との事。
母にも椅子を出してくださり、私はベッドで横になり、母はベッドの足元側で椅子に座り私を見守っている。

ピロリ菌の検査と鎮静剤

ベッドに横になってすぐ、ピロリ菌の検査のため血液を抜かれた。
私は歯科の麻酔で一度だけ貧血の様になってしまった事があるので、キシロカインは使わないのでことになっており、
この後息つく暇も無く、鎮静剤をいれられる。
点滴なのかと思っていたが、見ていた母曰く、小さな容器に入っていてあっという間に注入されていたらしい。

ベッドに横たわってからものすごいスピードで進んでいくので、鎮静剤を入れらる時に「眠くなるんですか?」と聞くくらいしかできなかった。
鎮静剤を入れたら途端にまぶたが重くなるのはすごく感じたけど、意識がなくなるというほどではなかった。普段お酒を飲んでいる人は効きにくいというのは言われていたけど、私はこの20年以上全くお酒を飲んでいないので、逆に鎮静剤が効きすぎるんじゃないかなんて変な心配をしていたが、取り越し苦労だった。

いざ胃カメラ開始!

瞼が重くなると同時に左を下が横向きになる様に言われ、身体が重く感じるのになんとか横向きになった途端、先生がいらっしゃった。

一つ心配な事があった。
私は鼻の穴がとても小さくて、カメラが鼻から入るのだろうかという心配だった。
マスクをしていない時代、よく人に「鼻の穴が小さいね」と言われたので、とにかく鼻から検査できるのかがとても心配だった。でもそんな心配の中、
先生の声はしっかり聞こえるけど、瞼が重いので何をしているのかまでははっきりわからない。

鼻からカメラを入れられたのもわからなかったけど、何も言われてないし…なんてぼーっとしていたらカメラが喉を通った様で少しオエッとなった。
そこでカメラが入っていた事に気づいたくらいだった。

私の体感では4回ほどオエッという感じがするなと思っていたけど、そばで見ていた母には私が咳をしていただけのような感じに見えたらしい。
ヨダレは自然と出ていたし、飲み込む様な感じでと言われたけど果たしてできていたのかはよくわからなかった。

背中や肩をさすってくれる看護師さんの手と声がとても優しくて、この手と声があるだけでどんなに心強いものかと感動した。

結局、小さなポリープが見つかっただけで異常がなくホッとした。
多分10分くらいだったと思うが、体感的には30秒くらいだった。

検査後は

鎮静剤が効いているので20分くらいは別室で母と話しながら休んだ。
会話をしてる時にはあまり鎮静剤の効果がわからないけど、立つとフラフラしてやはり薬が効いているんだなという事がよくわかった。
私は仕事が休みの日にしたが、おそらくこんな状態では当日この後仕事をするのは無理だと思う。
検査当日中は車の運転をしない様にという事なので、鎮静剤を検討している人はこのあたりのことを注意して欲しいと思う。

さいごに


受けてみるまで本当に嫌で嫌で怖かった胃カメラ
ですが、終わってしまえば思ったよりも辛くなく、また異常があった時には今日のことを思い出し、早めにすすんで受けようと思った。
また、鼻の穴が小さいけど鼻から受けられるのかな?とか検査前にも色々なパターンがある様なので、これを読んで、これから胃カメラを経験する人の少しでもお役に立てるといいなと思う。



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