まーみの溢れたきもちたち。

たまに、心に収めきれなくなった気持ちを、綴ります。

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最近の記事

#5 いよいよ、決断のとき。

「あとひと押し」が欲しい。 さあ、ここ数ヶ月、 「2月の壮瞥ツアーで決断するから、それまで待ってて」 といろんなものを先送りにしてきて、とうとうその「決断の時」が来ました。 洞爺の自然の美しさは、言葉では説明できないけど無条件に 「もっとここにいたい」と思わせて、 行くたびに、見るたびにそれを思い出す。 でも反対に、少し離れると、「本当にそこにいる理由はあるの?」と、曖昧になってしまう理由でもある。 「壮瞥はまだ手がつけられていない、何もない場所。だからこれから面白く

    • #4 再訪、そして惚れ直す。(後編)

      地域のあそびば ミナミナ 次に向かったのは、今井さんが移住して作られた「地域のあそびば ミナミナ」という場所。 学校帰りの子どもたちやお母さん方の憩いの場だったり、私みたいな来訪者が立ち寄ったり、時にはイベントを実施したりできる、自由なコミュニティスペースです。 実はこれ、あの日訪れた道の駅の向かいのチーズ屋さん「ヨツカド商店」と繋がった、複合施設なんです。 その日ミナミナでは今井さんの娘さん・息子さんが遊んでいて、 後ろには大きなガラス越しにさくらんぼの果樹園が見える

      • #3 再訪、そして惚れ直す。(前編)

        そして数ヶ月が経ち、約束の壮瞥ツアーの日。 いつもの洞爺行きのバスに乗って、でも初めて佐々木ファームを通り過ぎて、ドキドキしながら雪の洞爺に降りると、今井さんが車で迎えに来てくれました。 初めましてのスープカレー 「ごはんたべた?」と聞かれ、(珍しく)お昼を食べ忘れた事に気がついた私。 「あ、食べてません」というと、 「じゃあどこかで食べよう。」と温泉街を回ってくれました。 車を走らせ始めてすぐ、道を歩いている若い男性二人組を見かけ、車を停めた今井さん。 彼らもまた最近

        • #2 一目惚れでは終われない!アタック開始。

          「壮瞥に出会った」とはいえ、訪れたのは道の駅と「ヨツカド商店」というチーズ屋さんのみ。しかも急いでいたので、ほんの十数分の滞在。 壮瞥についてほとんど何も知らないのに気になって仕方ない。 完全に一目惚れ状態でした。 東京に戻って半月ほどして、 「何にしたって、ひとまずちゃんと町のこと知らないと決断できないでしょ!」 と思い立って、壮瞥町のインスタのDMに 「移住を考えてます!相談乗ってください‼︎」とメッセージを送りました。 すると数日して、壮瞥の地域おこし協力隊の一人

        #5 いよいよ、決断のとき。

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        • まーみ、北海道住むよ。
          6本

        記事

          #1 くだものの町、壮瞥との出会い。

          私のときめき、果物料理 みなさんには、 「理由は説明できないけど、何故か無性にワクワクする!ときめいちゃう!」 というものがあるでしょうか? 私は、いつからか、くだものを使ったお料理にトキメキを止められません。 そんな自分をはっきり自覚したのは、この一冊の本と出会った時。 タイトルに、表紙の写真に、無条件に惹きつけられて、すぐに本屋さんで入手。 それからというもの、不思議なことにレシピの一つも作っていないのだけれど、 常に机の前に置いてあって、ただひたすら、胸の高鳴りと

          #1 くだものの町、壮瞥との出会い。

          #0 まーみ、北海道住むよ。

          物心ついた頃から、幼稚園の途中まで札幌に住んでいた私。 なんのご縁か、大学2年生になった2022年、 ゼミの繋がりをきっかけに、北海道に通うようになりました。 といっても、通い先は札幌ではなく、洞爺にある「佐々木ファーム」という農家。 (こんなこと誰にも言えないけど、小学生のころ社会の教科書を読みながら、 「農業やりたい人なんているのかな?私が農家になることは絶対ないな〜」 と考えていたのを時々思い出す。人生何があるか分からない。本当に。) そこで出会ったかけがえのない

          #0 まーみ、北海道住むよ。