見出し画像

【生成AI×大学】ChatGPTやBingAIで単位は取れる?大学教育に携わる開発者が、5つの生成AIで作ったレポートを比較検証してみた!【保存版】

こんにちは。
「大学生のためのレポート作成サポートAI」のHUMU2の広報担当です!


私たちは、大学生の皆様がより質の高いレポートを作成できるように支援するサービス「HUMU2」-ふむふむ- を開発・運営しています。

こちらのnoteでは主に、開発で得たAIに関する知見を活かし、大学のレポート課題をはじめとする大学生活の勉強面でお悩みの方に向けて

「AIを活用した、より能率的な学習方法」

を提案しています。

今回の記事を読めば、巷にたくさんリリースされている生成AIの中で、どのサービスが一番レポートを書くことに役立つのかを知ることができます!


もし
「記事を読んでも生成AIの使い方がよく分からない…」
という方は、ふむふむをぜひ一度利用してみてください!

あなたのレポート課題作成にかかる手間が10分の1には減ること間違いなしですよ✨


レポート作成支援サービス『HUMU2 -ふむふむ-』
のご利用はこちらのリンクから!





はじめに

大学のレポート課題や卒業論文で、

「課題の文字数が多くて最後まで書ききれない」
「そもそもどこから書いていいかわからない」

という経験をしたことのある学生の方は多いんじゃないでしょうか?

そんなときはChat GPTを使って効率よく課題をこなしましょう!


今回は有名どころのAIをいくつか用いて、同じ課題を解答させます。
出力されたレポートの内容を比較しながら「どの生成AIが大学のレポートを書けるのか」の検証をします。

それぞれのAIで得意・不得意のバランスがかなり違ったりするので、いいねやブックマークで後から見返せるようにしてみてくださいね!↓


Chat GPTって?そもそも生成AIって何?


簡単にChat GPTについて説明すると、

「質問の意味を理解して」
「学習済みの大量のデータを汲み取り」
「自然な日本語で」

文章を生成してくれる便利なAIです。

ただ、そんなChat GPTにも得意なことと不得意なことがあります。

それは
「最新の情報」
「ネット上に情報が少ないもの」
「計算」
などが例として挙げられます。

※Pythonを駆使すれば、計算問題にも対応可能ですがプログラミング知識のない方にはおすすめしません。


検証の手法


今回はChat GPTの得意分野である文系科目のレポートを対象に検証していきます。

<課題のテーマ>

多数決原理とは何か、その原理が民主的な決定制度にどのように影響を及ぼしているかを1000字以上で具体的に説明してください。

<プロンプト>
(Chat GPTに対する指示などの入力内容)

あなたは優秀な学生です。これから大学の課題のレポートをあなたに執筆してもらいます。法学基礎という授業での課題です。問題の内容は以下の通りです。「多数決原理とは何か、その原理が民主的な決定制度にどのように影響を及ぼしているかを1000字以上で具体的に説明してください。」以上になります。

また、今回のGPTの出力物検証では、レポートの採点基準を以下の4点のように設定してみました。

内容理解
レポートが要求する内容を理解し、それを適切に解釈し、表現できているかどうか。

論理性
議論は論理的で一貫性があるか。つまり、考え方や論理構造が明確であり、読み手に対して理解しやすい形で提示されているか。

書き方と表現
文章は適切な文法と単語を用いて書かれているか。句読点やスペル、文体などの基本的なレポート執筆能力が適切に用いられているか。

引用と参考文献
他の作品や資料からの情報は適切に引用されているか。


chatGPTの出力結果

パッと見は結構しっかりした内容の出力、という印象を受けますね。

1. 公平性と代表性の確保:
多数決原理は、参加者全体の意見を集約する方法として公平性と代表性を確保する役割を果たしています。民主主義の基本的な理念は、全ての市民が平等に参加し、自分の意見を反映させることができる社会です。多数決原理によって、多様な意見が投票によって反映されるため、代表的な意思決定が行われることが期待されます。
2. 効率性と迅速な決定:
多数決は、意見の相違がある場合でも、多くの場合迅速な決定を下すことができるメリットがあります。特に大規模な集団や組織においては、議論や合意形成に非常に時間がかかる可能性があるため、多数決原理によって意見の対立を解決し、迅速に行動を起こすことができます。
3. 投票による意思決定の透明性:
多数決原理に基づく意思決定は、その過程が比較的透明であるという特徴があります。投票が行われることにより、意思決定の結果に対して納得感を持つことができるでしょう。透明性は民主主義の重要な側面であり、市民が意思決定プロセスに参加しやすくする要因となります。
4. 意思決定の安定性と統一性:
多数決原理は、意見の多様性を一つにまとめるため、意思決定の安定性と統一性を促進します。一つの決定に対して大多数の参加者が賛成する場合、その決定は強力な支持を受けることになります。これにより、社会全体が共通の目標に向けて統一した行動を取ることが可能となります。
5. マイノリティの権利の保護:
一方で、多数決原理にはマイノリティの権利が犠牲になる可能性もあります。少数派の意見が多数派に押し流されることで、その意見が反映されないケースが生じることがあります。この点については、民主的な決定制度においてもマイノリティの権利を保護するメカニズムを備えることが重要です。
 以上が、多数決原理が民主的な決定制度に与える影響についての具体的な説明です。多数決原理は公平性、代表性、効率性、透明性、安定性、統一性という様々な要素を含んでおり、民主主義の基本的な原則を支える重要な要素となっています。しかし、マイノリティの権利保護などの課題もあるため、常に改善とバランスの取れた制度設計が求められることを忘れてはなりません

ただ、大切なのは
この成果物を実際に大学にそのまま提出して単位が取れるかものかどうか」
の判断です


結論:chatGPTのレポートで単位は取れる?


先ほどの4点の評価基準を踏まえて、ChatGPTの成果物を採点してみます。

  • 内容理解:○

  • 論理性:○

  • 書き方と表現:○

  • 引用と参考文献:×

与えられた問題の意味を理解し、分かりやすくまとまった構成で文章を書き上げるのがChat GPTの得意分野です。

内容理解、論理性、書き方と表現については十分及第点であると言えますね。(大学や授業の水準にもよるところがあるのでご了承ください。)

引用と参考文献についてはChat GPTが苦手とする分野と言えます。


今回の課題文には引用や参考文献の指定はありませんでしたが、もし、課題に「〜を引用して」という指示がある場合にはChat GPTで生成した文章をそのまま学校に提出しないように気を付ける必要があります。


他のAIはどうなの?


ChatGPTだけでなく、他にも有名な文章生成系AIも試して比較してみました。

  • Bing AI

  • Bard

  • Notion AI

Chat GPT以外にもさまざまな文章生成系AIが公開されていて、今回は以上の4つのサービスをピックアップ。

それぞれ簡単に説明した後に、レポートを生成・比較検証をしていきます!

Bing AI
検索エンジンのBingに搭載された「AIとのチャット機能」。Bing検索と連動し、最新情報をもとにAIとのチャットができることが特徴。

強み:
GPT-4を無料で利用可能
テキストから画像を生成可能
画像や動画を使って回答

弱み:
1つのトピックに対して回数制限がある(20回まで)
プラグイン機能がない
長文の生成ができない
Bingのアプリ上でしか使えない


Bard
独自の言語モデルLaMDAを基盤とした文章生成AI。Google検索と連動し、最新情報を参照できることが特徴。

強み:
検索エンジンと連動しているため、最新の情報に対応可能
情報のソースを開示することが可能
回答が何パターンか生成される

弱み:
回答が止まってしまうケースがある
返答のスピードは比較的遅め


Notion AI
仕事効率化ツール「Notion」に搭載されたAI機能。文章生成に加え、資料の作成や整理を自動で行えることが特徴。

強み:
関連ページ、情報のレコメンド機能
資料の作成や整理が可能
出力物の編集ができる

弱み:
完全には自動化されていない
利用料金が高め
長文の処理が苦手


「どの文章生成系AIが大学のレポートを書くのに最適なのか」について、以下のの4つの観点から検証してみました。


評価基準

先ほどのGPTの評価軸に対して、さらにいくつか基準を加えてみました。

生成速度
文章が完成するまでにかかった時間

コスト
サービスを利用する際にかかる料金

使いやすさ
実際に使ってみた個人的な感覚で評価

大学教員からの評価
先ほどのGPTで用いた比較基準を引き継いで「内容理解」「論理性」「書き方と表現」「引用と参考文献」の観点から採点。


他の生成AIにもレポートを書かせてみる


・Bing AI
生成速度:○
コスト:◎(GPT-4を無料で利用できる)
使いやすさ:△
大学教員からの評価:x(文字数が足りていない)

・Bard
生成速度:△(少し遅め)
コスト:○
使いやすさ:△(回答が止まったりすることがある)
大学教員からの評価:○(Chat GPTと同水準)

・Notion AI
生成速度:○
コスト:x(¥1300~6800)
使いやすさ:△(完全に自動化されていない、Notion内で使うので使いづらい)
大学教員からの評価:○(Chat GPTと同水準)

という結果になりました。


大学のレポートを書くという観点で考えると、Bing AIは長文の生成ができないことが致命的な弱点です。

Bardは回答が止まってしまったり、文章の生成が遅めなので、Chat GPTに比べると見劣りする部分があると言えます。

Notion AIも同様に長文の処理が苦手なので、より多くの文字数を求められる課題では活用できないでしょう。

ただし、それぞれのAIに特化した機能があるので、使い方次第でレポートに活用できる可能性は十分にあります。

(例えば、資料作成が得意なNotion AIでは図表やグラフを求められる課題で活用できます)


レポート生成AI "HUMU2"も検証してみた!


ここまで、色々な有名文章生成AIを使って、レポートの生成を試してきました。

最後に、我々が開発しているレポート生成サービスのHUMU2もここで検証!

開発サイドとしては「大学のレポート生成」に特化したAI、ということで、これまでに比較してきたGPT/bing/Notion/bardなどの生成AIとは一線を画す、レポートに困る大学生にとって、大学生活のゲームチェンジャーになると自負しています。

先ほどの比較検証と同じ課題内容をHUMU2(ふむふむ)に解いてもらいましょう!

「多数決原理とは何か、その原理が民主的な決定制度にどのように影響を及ぼしているかを1000字以上で具体的に説明してください。」


まずは、公式LINEに登録!

使い慣れているLINE上でレポートが生成できるのも地味に嬉しいポイントです。

これで、講義中にも、移動中にもわざわざPCを開かず、レポートが書けるようになりますね。

友達追加が完了したら、早速LINEでレポート作成!

!?


なんと…。

登録してから、ものの30秒で大学レベルのレポートが完成しました…!


GPTやbingAIとは異なり、専用のアプリやブラウザのログインが不要。

LINEで出力ができるため「使いやすさ」において、開発者の色眼鏡を抜きにしても、客観的にふむふむは圧倒的に便利と感じます。

内容で見比べても、先ほどのChat GPTよりも高い水準で、体裁なども整っており、大学教員からの評価も十分期待できるのではないでしょうか?

開発者サイドからさらにPRポイントを付け加えると

  • PDFでのブラウザ出力

  • コピー&ペーストが一発

  • アップデートにユーザーの声や要望が反映されやすい

この辺りの特長は大学生に寄り添った仕様になっているため、非常に使いやすいのではないでしょうか。



Chat GPTは対話型AI。
じつは、GPTの出力結果は、入力する指示文章となるプロンプトのクオリティに左右されるところが大きいのです。


ふむふむは文系大学生のレポート作成に特化した出力がされるよう、独自で開発をしているため、レポート課題の

  • 科目

  • テーマ

  • 文字数

の入力だけで「だれでも」「簡単に」同じく高いクオリティのレポート出力が実現!

Chat GPTにまだ慣れていないという方にはふむふむを試してみることを強くお勧めします!

きっと、あなたの大学生活の心強い味方になってくれますよ!


⚠️Marmelo academyの開発した<ふむふむくん>は、レポートの作成を支援するツールです。出力物の使い方や結果について開発者は一切関知いたしません。また、出力物を学校に提出する場合は学校の規則にかならず従ってください。



最後に


「ChatGPTやBingAIで単位は取れる?」

の検証は以上になります。

わかりやすく画像で生成結果についてまとめてみたので、保存して普段のレポート執筆に役立ててくださいね!


レポート生成結果まとめ


※ただし、今回の検証に用いた問題文はChat GPTが得意としている分野です。理数系の課題や、引用と参考文献を求められる課題などには注意してChat GPTを利用する必要があります。


もし、Chat GPTや生成AIを使ってもうまくレポートが書けない・・・

という方は、一度ふむふむを利用してみてください!


大学のレポート課題の文章生成に特化したふむふむを使えば・・・
「だれでも」「お手軽に」レポート課題を終わらせられます!

HUMU2の使い方はとってもシンプル。

公式LINEに「科目名」「文字数」「テーマ」を送るだけ!
pdfやwordの形式での出力も可能で、課題の提出までしっかりとサポートします。


今後もMαrmelo academyでは、普及中のAIの使い方のコツや面白い使い方など・・・
大学生の皆様がもっとAIに親しみを持って利用できるようなコンテンツをたくさん発信していきます。


ぜひフォロー&いいねでチェックしてください!

https://twitter.com/humu2ai




ではまた。

この記事が参加している募集

#AIとやってみた

28,308件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?