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まるまーるの人ってどんな人? Ryoko - 「すごぉーーーく、わかる」気持ちのために

まるまーるは、「誰もが自分らしさを発揮し、互いを受け入れ、輝きあうことができる共生社会づくり」を目指して、日本で暮らす外国人の方の子育てサポートを中心に活動しているNPO法人です。未来に直結する子育てからダイバーシティ、インクルージョンを実現することで、世の中に変化をもたらしたいと考え、
 1.  家族で楽しめる交流イベントの開催
 2. やさしい日本語・英語を使った「当事者目線の子育て情報」の発信  
 3. 各種相談対応、市役所等での手続き同行
等の活動をしています。

そんなまるまーるの動力であり宝でもある、多彩なメンバーたち。
様々な経験を持ち、魅力あふれるメンバー達をご紹介していきたいと思います。

今回は、2022年から活動に加わったりょうこです。

Ryoko
大学を卒業し国内企業で勤務した後、家族の海外駐在に帯同。合計6年間、3カ国で2人の息子の子育てを経験して2021年に帰国。現在は仕事をしながらまるまーるで活動中。
[ 趣味 ] 物を作ること。イラストを描くこと、パソコンで絵を描くこと。ゼロウェイスト、なるべくゴミを減らす努力もしています。
[ 言語 ] 日本語、英語(簡単な日常会話程度)、フランス語。英語・フランス語で、野菜や魚の名前は詳しいです。食べたいし買いたいから!


Q: まるまーるとの出会いのきっかけは何ですか?
海外での子育てをして帰国後、「こういうの好きかと思って」と、友人がチラシを渡してくれました。

合計6年3カ国の海外子育て生活

Q: 海外生活が長かったのですか?
夫の海外赴任前はずっと日本で、東京と神奈川にしか住んだことがありませんでした。

夫の海外赴任で1年半オーストラリア、さらに1年半イギリス、さらに3年をフランスのパリで過ごし、合計6年間3カ国で子育てメインの暮らしをしていました。

フランスでの様子。あの名画を見ながら!

Q: 初めての海外暮らしが、お子さんを育てる立場だったんですね。
はい。長男は日本でサッカーを一生懸命やっていて、絶対に海外なんか行きたくなかったんです。
そんな長男のために、海外生活をどうにか「行ってよかった」と思ってもらえるように6年間必死でした。

「すごぉーーーく、わかる」気持ち

Q: 現地では、どのような感じでしたか?
特に最初の2カ国では、現地のサッカーのお母さん達が、親子共々英語が出来ない私たちに本当に親切にしてくれました。
その方達に直接恩返しはできないけれど、もらった恩を今度は日本で、日本語ができなくて困っている人にお返ししたいとずっと思っていました。

Q: その思いが、まるまーるでの活動にもつながっているんですか?
私は英語も微妙、フランス語はもっと微妙、スキルも特にない…
でも、語学ができない中で子育てする人の気持ちはものすごぉーーーく、わかります。言葉が堪能でない私だからこそできることもあるのでは、という思いから、2022年からお手伝いさせてもらっています。


りょうこがデザインしたまるまーるのチラシ。
まるまーるの想いやあたたかさを柔らかいデザインで表現しています。
実は、右下のイラストもりょうこがサラサラっと描いたもの!

イビツな球体でも世界は回っている

Q: これからの活動では、どんなことをしていきたいですか?
海外生活の中で私が感じた
・イビツな球体でも世界は回っていること(日本はツルッツルの球体)
・自分の美意識 is 重要だということ(パリは特に当たり前として染み渡ってる印象でした。)
・マイノリティとして生きること、弱い立場、差別される側として毎日を生きること
…みたいなことも、日本でしか暮らしたことのない方に 伝えられたらいいなぁーという思いもあります。

まるまーるって、どんなグループ?

Q: まるまーるは、どんなグループですか?
まるまーるは、日本に暮らす普通のお母さん達のグループです。
みんな毎日必死に子育てしながら、それぞれ社会でも役割があり、自分自身を大切にする術を知っていて、さらに自分の経験から誰かの役に立ちたいと願う、世界中のお母さん達となにも変わらない、素敵なお母さん達です。


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他のメンバーの様子もこちらからお読み頂けます!

「自分もメンバーとして活動してみようかな?」
「自分が活動することはできないけど、この人たちを応援しようかな?」と思ってくださった方、ぜひ、こちらもご覧ください!