見出し画像

㉘夢を見るのは楽しいが、掴みにいくと結構つらい〜ライブについて

あきらめ切れずに最後の悪あがき。シンガー・ソングライターのプロを目指し、60代から通いはじめたボーカルスクール。その顛末やいかに。


路上ライブ

知らない人に曲を聞いてもらい、その反応が知りたい。そう思うと、路上ライブが最適だよな〜と思い、アフターコロナの路上ライブ事情を調べてみたところ、いまは新宿駅南口がメッカのようです。

実際に見に行ったら、確かにいます。でも路上ライブ禁止の横断幕もバッチリあって、なかなかの状況です。

そんな中、かつて路上ライブが盛んだった溝の口駅コンコースでやってみようと思い立ち、6月下旬にパーカスのTさんと勇気をもって平日夕方に挑戦。でもセッティングを始めたら、直ぐにガードマンが来て止められてしまい、あえなく失敗。

その後もいろいろ調べていたら、用賀のGMO本社ビルの敷地内でライブができる情報をゲット。登録を申請して通れば、敷地内路上ライブができるということで早速応募。

過去のライブの映像などのリンクを送ります。募集要項には「審査には、2~4週間かかります」という表記があったのですが、なんと翌日には「不採用」のメールが。

いや、いくら何でも早いだろ!と突っ込んでも、これもある意味オーディション落ちだよな〜。だいぶ凹みましたトホホ。

でも、路上ライブはそのうちやりたいな。どうも川崎駅周辺はいけそうだとの情報ありです。いきなり新宿駅南口はハードル高いので、川崎、狙いたいです。

スクール内ライブ

通っているボーカルスクールではちょくちょく催しがあるのですが、10月に渋谷のライブハウスでライブイベント実施の案内があり、エントリーしました。

これも出演前に審査会があるので(つまりオーディションですね)、申し込んでも出演できるかどうか分からないのですが…。

エントリーした旨を担任のI先生に伝えたら「曲は?」と聞かれたので「1曲目はあの、ロックですよね」と答えると、「じゃあ、やっぱりバンドだよな〜。バンドは無理でも、オケにエレキギターで出れば」と強くおされました。

そこで、別の先生が選んだ2曲(記事㉖のお話です)も参考に、どの曲をどうするかを検討します。
ライブの持ち時間は一人20分で、3曲までというルールです。

選択肢は以下の4つ
1:アコギで弾き語り
2:アコギで弾き語り+オケ
3:エレキ弾き語り+オケ
4:オケのみ

最初は1と2と3の組み合わせが理想的だなと思いましたが、さすがにこれはPAさんとかに迷惑かけそうだし、現実的ではないと思い、思い切って3の「エレキギター+オケ」で行くことにします。

そこで、曲選びですが、エレキでやる意味があり、ライブで受けがよさそうな曲3曲を選びます。

1曲目は「やっちゃって!」
オケはYouTube Shortでアップしたロックバージョンを使います。

2曲目はDAWのギターパートの音を外して、そこにエレキの音を当て込んで使えそうな「2㎝」を選択。オケのアレンジは要変更です。

3曲目はずっと封印していた2022年に作った「新しくない地図」。
これは、DAWでは完全打ち込みで、ギターのパートが無いのですが、エレキを加えても違和感がないのと、知人に11曲セレクトを聞いてもったときに、意外にも評判が良かったので採用です。

夏休みの工作

いざエレキギターを使うとなると、音作りという関門が浮上します。DAWの場合は、直接突っ込んで後から音色を加工できますが、ライブだとそうもいかない。

ちゃんとアンプにつないで鳴らすわけですから、ギターエフェクターが必要です。そこで、30年以上前に買った、オーバードライブとコーラスを持ち出して使ってみたら、なんとこれが使えちゃいます。

ギターのカッティングをするからコンプレッサーも欲しいなと思い通販で購入。その勢いで、エフェクターボードも木工して自作ししてしまいました。

甦ったオールドエフェクターと自作のボード

エレキギター用のケースも購入し、エフェクター用のパワーサプライも買って、結構な出費になってしまった涙。

でも、楽しいです。なんか、完全に趣味の世界に突入ですわトホホ。音の世界が拡がります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?