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義理とは?

ここ数年いろいろやってきて、最近ふと思ったこと。そして突然目についたワード「不義理」
これについての想いを言語化したくなったのでつらつらと。

コロナ禍になったくらいから時間が余り、お金やビジネスを学ぶ機会が多くなった。

そしていろいろあり「友だちをリッチに作戦」を思いつき、友人や家族にプレゼンし、現在は実際にお店を作り運営している。

今のところ自分に利益はほぼないが、当初からお金という面での利益はあまり考えないようにしていた。

というのも、先輩経営者たちにお話を伺っているとだいたいみんな「共同経営は失敗するからやめたほうがいいよ。」と口を揃えて言うのだ。

もちろん自分自身金銭的な利益が欲しくないわけではない。むしろお金の勉強をしている過程で最近話題のFIRE (Financial Independent Retir Early)をゴールに設定したのでお金なんていくらでも欲しい。そのために勉強したのだから。

しかし、諸先輩方曰く共同経営でモメる原因のほぼ全てが金銭的な問題なのだそうだ。

考えてみると当たり前で、みんな利益を求めてビジネスを始めるのだからそんな問題が起こるのは真っ当なことにすら感じる。とてもイメージしやすかった。

だからこそ、まず自分への金銭的な利益は無いものとした。

ただひたすら「イチから店舗を作り運営してみる」という経験値としての利益のみを追求した。

構造上事業の代表としての立ち位置を友人にする必要があったのもそうだが、それよりも自分を黒子にし、友人を輝かせてみたい。という想いが強かったのかなと今になって想う。

そして、その方が自分の特性として向いているような気がするし自分の技術や得意でサービスや商品を作って売るよりも、まず友人をリッチマンに仕立て上げ、余るほどの利益が出たときに初めて自分へ少しわけてもらう。という方法が手っ取り早く感じたのだ。

今現在、金銭的な利益はほぼないが、これまでの経験で大切なことを学んだ。(気がする。)

まずぼくの考え方について。
「他人を立て、他人を得させる。」
良く言うとこういうスタイルは投資家としてのマインドに近い。そして、こういう考え方ができてはじめて本当の豊かさに近づいていけるのだと想う。

今回ぼくが投資できた資源はお金ではなく自分の時間と労働力と知識しかなかった。

ここにお金もプラスできればきっともうすこし利益も追求できるようになるのだろう。

ただ、ここでもうひとつ大切なのモノがタイトルにある「義理」とか「信頼」という目に見えないところだ。

今回友人と始めたビジネスでぼくと友人を繋げているものは紛れもなく「信用と信頼」のみ。

ぼくができることは彼のために彼が不得意としていることや面倒と感じる作業などを、不器用ながら助けること、そしてそれを真面目にやり切ること。

そして、ぼくが1番大切にしていることが
「正直であること。」

実際彼を表舞台に立て彼を主役にすることで、新たな利益が生まれゆくゆくはぼくもその利益の一部がほしい。という構想や、そしてそのようなことを積み上げ、最終的にぼくも億万長者になり経済的に自立し、さらにやりたいことを追求したい。という想いもすべて彼に伝えている。

ここを誤魔化すときっと不穏に繋がり、不信感を抱かれ「不義理」へと発展するような気がする。

なのでぼくはぼくの声が届く範囲でみんなに正直な想いを伝えている。

これまでの過程でたくさんの人に助けていただいた。本当に感謝しかない。
この恩を送ったり返せたりできるようにまだまだ精進あるのみ。
そして受けた恩を仇で返すような「不義理」なことだけはこの先一生しないように努めようと想う。

⚫︎ 嬉しいことをしてくれた相手には自分もできる範囲でなにか返せないか考える。

⚫︎ 自分が他人になにかできることはないか常に考える。

⚫︎ 困っている人がいるならなにができるのかベストを考えアクションを起こす。

昔、恩返しの法則という書籍を読み導き出した思考とあまり変化はないが、つまりここは普遍的なものなのかと感じる。


ちなみに、この本を読んだ当時の感想は
「思った通りだ!」だった。

自分の想いみたいなものを言語化できた瞬間だった。そういう文章をぼくも書けるようになりたい。

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