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読書記録#79 もし部下が発達障害だったら


数年前に購入。
読むのは3回目。10分程度で読了。

職場に発達障害の従業員がいたら、どう対応すれば良いかという場面を想定して書かれている内容。
ただ、発達障害の特徴だけ知りたいので関係箇所のみ汲み取っていく。

本書はまだ読書記録に残していなかった本であり、最近は精神疾患、発達障害系の本に注力しているので、再読するのにちょうど良い機会だった。

これにて発達障害関連のインプットは終了。
今後は得た知識をもとに対策を考えていく。


●目的

上記の通り。発達障害関連の本を数冊の斜め読みしているので、その一環として。


●読書メモ

凄く良い事が書いてある。

私が心理社会的支援者の立場から発達障害の特徴を持つ人にとって最も大事だと思うことは、「診断名がつくかどうか」ではなく、「自分の特徴を知って、それをどう活かして生きていくか」だと思っています。


定型発達の人が生活の中で自然に身についたスキルを使ってできることを、発達障害の特徴を持つ人は、一生懸命努力し、労力を費やして、何とかこなそうとします。

子どもの頃から「頑張ればできるのよ」「なぜ努力しないのか」などと言われ続けてきたり、「自分は怠けているからできないのだ」と思い込んでしまっているという心理が影響していることも考えられます。また、過集中傾向も影響して、「とにかく時間をかけて頑張る」というやり方を助長してしまっている場合もあります。


自己肯定感が低い

常に感じる他者への違和感や、他者から受け入れられない、誤解されてしまう経験を繰り返すうちに、次第に「自分は他人とは違う」「他人には受け入れられない」「自分はダメな人間だ」「努力しない自分は怠け者なんだ」という大きな自己否定感を心の底に抱えるようになってしまいます。そうした自己否定感は、他者に対する劣等感となり、それが過剰な防御態勢にもなってしまいます。そこに、感情の自覚やコントロールが苦手という発達障害の特徴が相まって、ちょっとした他者からの注意や反対意見などに対して、キレるように怒鳴ったり、泣いたり、物を投げたりなど、過剰に反応してしまうこともあります。また、感情の爆発まで至らなくても、他者との関係に回避的になり、関係が長続きしないこともあります。

→攻撃するか逃げるかの2択になってしまう。


嫌な記憶を溜めやすい

発達障害の特徴を持つ人は、特に嫌な場面の記憶をリアルに覚えていて、時にそれがフラッシュバックするという体験をよくすることがあります。

→毎日ある。キレる。頭のなかで相手を◯る◯す。寝れない。ストレス。普通の人はないのか?


ASDに見られる特徴(自分に当てはまるもののみピックアップ)

•人との関係が苦手

•感情のコントロールが苦手

•想像することが苦手
(ルールや前例というモノサシを使って思考するという特徴がある)

•関心事が狭くて深い
(自分の場合、何にも興味がない)

•手順ややり方などへのこだわりが強い
→併せ持っているADHDの多動作、衝動性の性質が上回ってあれこれ手を出して順序が崩壊してイライラし、キレるか、完全放棄してしまう。2度と同じ作業に戻ってこなくなる。

•睡眠リズム、生活リズムが乱れやすい
→ホントこれな。

•ワーキングメモリ機能が低い
(マルチタスク時の一時記憶のこと。)


ADHDに見られる特徴

•不注意
→ケアレスミス。注意力散漫。

•多動、衝動性が目立つ
(成長して多動が消失したのではなく、体の多動は目立たなくなっていても、頭の中の多動は依然あります。
思いついたことをすぐ行動に移したら、あれこれ気が散ったり、、)
→自分の場合、例えば読書しているとき、手の届く範囲に他の興味ある本があると、読書途中でもそれに手を出してしまうとか、日本史の勉強中に「そういえばあの英単語ってどういう意味だったんだろ」とかなんの前触れもなく突然ふと考え出し、スマホで調べ始めてしまったり、、小さい行動レベルで多動性が目立つ。
それが新規事業に立候補するとか、転職とかハイリスクハイリターンの大きいレベルの行動で多動性が働けばメリット方向に働いて良いのだが、そういう時に限ってASDの環境不適応の性質、社交不安症の症状の方が勝ってしまうクソな自分。



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