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読書記録#103  エフォートレス思考


かなり久しぶりの投稿。
これまでも読書は続けていて、紙のノートに記録していたが、今回久々にnoteに記録してみようと思い、投稿するに至った。

シンプルに記録してみる。



努力と根性でなんとかしようというのは、ひとつの考え方にすぎない。ところが多くの人は、それが唯一のやり方だと思い込んでいる。他のやり方を探ろうとしないまま、限界を超えて頑張り続ける。力ずくでやることに慣れてしまっているからだ。
エフォートレス思考は、問題に対するアプローチを180度逆転させる。
それは「どうすればもっと楽になるだろう?」と考えるアプローチだ
「楽をするのは悪いことだ」という思い込みを捨てよう。
そうすれば、目の前に立ち込めていた霧が晴れる。
そして、エフォートレスに日々を生きることが可能になるのだ。


○遅行指標を減らす

「遅行指標」⇨行動した時点ではなく、何週間や何ヶ月、時には何年も後になって結果が返ってくるもの

行動と結果のタイムラグを減らせば、行動自体が楽しくなる。そのためのコツは、大事な行動に、わかりやすい報酬を結びつけることだ。


○足りないものに目を向けると、今あるものが見えなくなる。

不満ではなく、感謝に目を向ければ、世界の見え方はガラリと変わる。
「不足思考」(後悔、妬み、将来への不安)がいっぺんに消え、「充足思考」(順調だ、恵まれている、将来が楽しみだ)へとシフトする。自分が既に持っているリソースや資源やスキルを正しく評価し、存分に活用できるようになる。


感謝は強力な触媒だ。感謝の心は、ネガティブな感情から力を奪う。そして、ポジティブな感情が広がりやすい環境を作ってくれる。
「拡張ー形成理論」という心理学の理論によれば、ポジティブな感情は良い影響をどんどん広げる性質がある。
ポジティブな気分が高まると、視野が広がり、新たな可能性に目を向けやすくなる。心が開放的になり、創造性が高まり、社会性が増す。
すると私たちの心身は成長し、知的にも肉体的にもより高いパフォーマンスが出せるようになる。「正のスパイラル」が生まれ、ものごとがうまくいく確率が高まる。
恩恵を受けるのは自分だけではない。
感謝の心は他者に向かい、周りの人たちの心を明るくする。


○個人的メモ

ネガティブな人(同僚、仲間)にうんざり

その人の良いところに目を向ける、探してみる
その人のネガティブ発言をポジティブな解釈に変換する

褒めてあげる、感謝する

その人がポジティブになる

職場改善につながる?


ひとつ不満を言ったら、ひとつ感謝すべきことを見つける習慣を作る。


○感情を「雇用」するという捉え方

怒りの感情を雇用する目的は、たとえば満たされないニーズを満たすためだ。スッキリしない気持ちを、怒りが解決してくれるのではないかという期待する。
ところが、業績を評価してみルト、怒りはあまりいい仕事をしていないことに気づく。リソースを食うばかりで、投資に見合った効果が得られないのだ。その場合、怒りを解雇した方がいい。

⇨「なるほど、こういう考え方があったか」という発見と、怒りという感情に関して「ああ、確かに自分は今までこういう理由で雇用してたなあ・・」という納得感。



仕事を困難にするための確実な方法は、ゴールをあいまいにすることだ。
なぜなら明確なゴールのないプロジェクトは、決して完成させられないからだ。


最低限必要なステップは何か
やらないことを最大限に増やす
言い換えれば、最終的な目標が何であれ、価値を生み出すステップだけに集中すべきだということだ。

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