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大山(神奈川・伊勢原)は決して「ファミリーハイキング」ではないぞ!登山だ!

自分が悪いんですよ、調べが甘かったから。でも、「ファミリーハイキング」とか「関東近郊日帰り楽々ハイキング」とかの本やコーナーに載せてはいかんでしょ!と思ったので書きます。

「ケーブルカーで途中まで行く」ハイキングが、読み誤らせた

ケーブルカーで途中まで行くハイキングって、「高尾山」なんかをイメージするじゃないですか?
全然甘かったです。ハイ。

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楽しかったのは、ケーブルカーと、阿夫利神社まで

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鳥居をくぐると地獄でした

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本殿の裏にあるこの鳥居をくぐると、そこは地獄でした。

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阿夫利神社下社から左回りに行くのがメインルートのようだったので、その通りに行きましたが、「ハイキング」ではなく登山だと気づくのが遅すぎました

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勾配はものすごく急。人の手ははいっているものの、こういう不規則な岩を上っていくのはかなり疲れます。気を抜けば滑ります。直立すればひっくり返ります。
あまり休めるところはなく、ひたすら登るという感じです。
一眼レフをもっていくほど、写真が目的だったのに、この有様です。。ブレようが、撮りなおす気もおきません。そしてこれを最後に、リュックにカメラをしまいます。だって、両手で這っていかないと登れないんです!

はい!ドン! もう頂上です。だって途中写真撮れないから!!

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山頂の眺めは、それは綺麗ではありましたが、どうしてもこの思いをしてまで見たいか、といえばそんなことはないレベル。
え?紅葉?ないです。枯れ木で山がにぎわってました。

帰りは日が傾き、日陰で寒い

紅葉シーズンに行きましたが、帰りのコースは山の谷にあたっていて、ずっと日陰。寒いです。見晴らし台は、開けてはいますが、富士山方向でもなくそれほど爽快でもなかったです。(この時点でかなりメンタルがやられている)
 帰り道の方は階段が整備されてるエリアが多いですが、往路でつかった左の道を下るのは、かなりの経験が必要ではないかと思いますので、要注意です。

ストックと登山靴でどうぞ。 子供は行かない方がいい

私も登山靴はもってます。登山らしきことをしたこともあります。
でも、あの看板やwebの表記では出番はないかと思ってしまった・・。それくらいラフな感じで書いた記事が多いのですが、「どーなの?」って思いました。

ピーク時期は、とにかく列びます。

ケーブルカー 山頂のトイレ、帰りのケーブルカー、伊勢原駅までのバス、全てがならびます。すごい人でした。
季節のいい時期は要注意です。要注意って言ったって仕方ないんでしょうけど。

高尾山とは違う

同じ関東、ケーブルカー利用の登山といっても、高尾山とは違いました。
あちらは「観光登山」こちらは、本気の登山です。
山頂の売店も登山者の割には少なく、狭く。食いっぱぐれます。
自販機もありませんし、トイレも清潔とは程遠い環境です。 それが「山」なんでしょうけど・・。
なにが、ファミリーハイキングだ!!!?
要注意!!

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