がん告知の瞬間 何を思ったか?
癌サバイバー、現在治療中のみなさま、どう思いました??
ショック。 そう、ショックですよね?
ショックの次に、何を思いましたか??
「やっぱりか」
私は、告知からさかのぼること7年前に会社の人間ドックのマンモグラフィーがひっかかり、専門病院として乳腺クリニックで再検査を受けました
その結果、「悪いものではないので経過観察」となって
半年に1度通院していました。
両方の乳房に何個も嚢胞がある状態だけど、癌ではないとのこと。
それを信じていましたが、
あるとき、このクリニックの口コミに
「癌を見逃されました。 大丈夫だと言われたのに、他の病院ではがん診断でした」
というのを発見して、やばいのか?となってる最中に、リンパ節がはれてきて、定期検診を前倒しし、
「もっとしっかり見てください」
といったら
外部の画像診断となり、結果、すでに巨大な癌が両側にある状態でした。
なので、
「やっぱり」
そして、とにかく運の無い人生だったので
「やっぱり」
どんなに頑張っても頑張っても、
上手くいかない人生でしたので
ああ、こうして専門病院でも見逃されるのね、となんか自分の運命に納得してしまいました。
長く生きたいと思ってないので悲しみはなかった。
悲しみはなくて、怒りとめんどくささのような感覚だった。
怒りは、どうやっても幸せになれない世の中への怒りというか、
「頑張れば幸せになれる」と言われ頑張ってきた自分への憐みのようなそんな気分。
そして、今後費やさなければならない時間と費用にうんざりした。
悲しみから目をそらすためにそう、心が思わせてるのかもしれない。
伴侶もなく、守る者も守ってくれる者もない人間に「告知」は悲しみは産まないんだと思った。
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