株式市場新聞

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肩の力を抜いて楽に勝利しよう

はじめに  日経平均が6月には33年ぶりに3万円を大きく超えて34000円に迫るところまで上昇しました。つい、4月までは28000円辺りまで上げると頭打ちになることを繰り返していたのですが、5月に入ると、29000円を抜けてきました。そして連休明けから上昇ピッチが速まり、わずか1か月程度でその水準まで上げたのでした。3万円という水準は2年半前の2月に一度到達し、その後はコロナ禍の規制がでて反落に転じた後、9月には再び買われて30800円近くまで上昇しています。それ以後、25

¥3,000〜
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    • 長期金利睨みでリバウンドに備える【正直じいさんの株で大判小判】

      大幅続落し3万1000円割れ4日の東京市場は大幅に5日続落しました。日経平均は711円安で3万1000円を大きく割り込んでいます。米長期金利が4.8%台と上昇に歯止めがかからず、米国株市場で主要指数が大幅に下落した流れを引き継ぎました。ドル円は150円台に乗せた後、大きく円高に振れるなど不安定な動きでフォローにならず、日銀ETFへの期待から下げ渋る場面はありましたが、戻りは鈍く大引けにかけ下げ幅を広げています。東証上場全33業種が下落する全面安商状で、プライム市場の値下がり銘

      • 日銀会合と植田総裁発言への反応を確認【正直じいさんの株で大判小判】

        大幅続落し後場一段安21日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は452円安です。金融引き締め長期化への警戒感から、前日の米国株がハイテク株を中心に売られたことを受け、リスクオフの流れが強まりました。時間外の米株価指数先物安やアジア株が軟調に推移していることも買いを手控えさせるなか、先物主導で下げ幅を広げ前場は安値引け、後場もじり貧で一段安です。 マザース指数は一時年初来安値FOMCについては利上げは見送られましたが、パウエルFRB議長のタカ派的な姿勢から米長期金利が上昇

        • バリューと個別に強い銘柄狙う【正直じいさんの株で大判小判】

          続落し後場下げ幅広げる20日の東京市場は続落しました。日経平均は218円安です。FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、様子見ムードが広がりました。半導体関連の一角が買い戻されたことで前場は上昇に転じる場面がありましたが、後場はポジション調整売りに下げ幅を広げています。主力銘柄が総じて軟調で、プライム市場の値下がり銘柄数は1581と86%を占めました。 フジオーゼも値を保つFOMCについては利上げ見送りがコンセンサスです

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          バリューと個別に強い銘柄狙う【正直じいさんの株で大判小判】

          大幅反発しTOPIXは年初来高値前週の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は前の週から926円上昇しています。米消費者物価指数(CPI)や米生産者物価指数(PPI)、CB理事会の重要イベントを控えていたことで、中盤までは方向感を欠く展開が続きましたが、CPI、PPIを受けて利上げ長期化懸念が後退、米国株が上昇に転じたことで、後半2日間は大幅高で上値を追いました。TOPIXは年初来高値を更新しています。 三菱重工が再び5ケタ志向日経平均は週初の安値を当面の安値に上値のフシ目

          バリューと個別に強い銘柄狙う【正直じいさんの株で大判小判】

          中銀ウィーク後のアク抜けに期待【225先物「ハチロク」の裏話

          TOPIXは連日高値先週の日経平均は前週末比約926円高と大幅反発となった。 米国の8月消費者物価指数が市場の予想範囲に収まりアク抜け感が出たことや衆議院の解散総選挙観測が浮上し経済対策への期待が高まり上昇に拍車をかけた。 日銀の金融政策修正の思惑もあり銀行株が上昇、TOPIXは連日高値を更新した。 また、英アーム株が米国に上場したが出足好調でハイテク株買いにつながり日経平均も大幅に上昇した。 非常に力強い上昇出来高も日ごと増加し金曜日には東証1部で29億9000万株と7月

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          長期金利に大きく影響受ける状況続く【正直じいさんの株で大判小判】

          大幅反発し3万3000円台上回る14日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は461円高で3万3000円を大きく上回っています。米8月消費者物価指数(CPI)はほぼ予想通りで、金融引き締め長期化懸念が後退、前日の米国株市場でナスダック指数が上昇したことが安心感を誘いました。値がさ半導体関連株の上昇が指数を押し上げ、先物への買戻しも巻き込んで一時上げ幅を500円超に広げています。TOPIXは約1週間ぶりに年初来高値を更新しました。 アシックスが新値米CPIは無難に通過しまし

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          動きづらい状況に変わりない【正直じいさんの株で大判小判】

          CPI前に手控えられ反落13日の東京市場は反落しました。日経平均は69円安です。米8月消費者物価指数(CPI)発表を前に積極的な売買が手控えられるなか、方向感なく上下動しました。前日の米国株市場はハイテク株を中心に売りが優勢で小安く始まったものの、円安がフォローになり、前、後場と上昇に転じる場面がありました。結局、買いは続かず小幅に下落して引けましたが、プライム市場の騰落銘柄数は値下がりが1069と6割弱にとどまっています。 三菱重とアシックスへの買いにとどめる注目の米8月

          動きづらい状況に変わりない【正直じいさんの株で大判小判】

          日経平均特異日に下落【転ばぬ先のテクニカル】

          9月13日は上昇率100%だったが…本日の東京株式市場は反落しました。9月13日は日経平均にとって特異日で、リーマンショック以降(休日除く)10回中、10回上昇と上昇率100%の日で、もう少し長い期間を調べてみても、1990年以降24回中22回上昇で上昇率は92%という特異な日でしたので、NY主要3指数が下げていても、朝方は一時96円高の3万2872円までありました。 イベント相次ぎ利食い優勢しかし、今晩は8月の米消費者物価指数の発表が控えています。また、明日も生産者物価指

          日経平均特異日に下落【転ばぬ先のテクニカル】

          悪材料を織り込む【転ばぬ先のテクニカル】

          日経平均反発しTOPIXは続伸本日の東京株式市場は日経平均が4日ぶりに反発、TOPIXは続伸しました。 米国市場は期待の高まる動き11日の米国市場はNYダウが3日続伸、ナスダックも続伸しました。アナリストが目標株価を引き上げたテスラが約10%急騰し市場を牽引しました。S&P500指数とナスダック指数が共に50日線を上回り、10日線と50日線がゴールデンクロスしました。前回は3月下旬から4月上旬にかけて相次いでゴールデンクロスして、そこから7月の高値まで大きく上昇していきまし

          悪材料を織り込む【転ばぬ先のテクニカル】

          バリュー切り返しと個別に強い銘柄狙う【正直じいさんの株で大判小判】

          国内長期金利上昇で3日続落週明け11日の東京市場は3日続落しました。日経平均は139円安です。前週末の米国株市場でダウが促進したことで買いが先行しましたが、植田日銀総裁へのインタビュー記事を受けて国内長期金利が上昇、半導体株や不動産株などが売りられ、指数を押し下げました。ドル円が146円台前半へ円高に振れたこともアゲンストです。一方で金融株が買われTOPIXは小幅ながら上昇して引けましたが、金利上昇を嫌い新興グロースは軟調でマザーズ指数は大幅に続落しました。 グロースには手

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          米長期金利確認しながら【正直じいさんの株で大判小判】

          米株安も円安受けて8日続伸6日午前の東京市場は8日続伸しました。日経平均は204円高です。原油高によるインフレ懸念から長期金利が上昇、前日の米国株市場ではダウが195ドル安と反落しましたが、1ドル147円後半まで進んだ円安を受けて自動車など輸出株が買われ上値追いになりました。連騰による短期的な過熱感と欧米株安で利食い売り圧力が意識される局面でしたが、週末のメジャーSQに向け先物への買戻しも下値を支えたようです。 三菱重が大幅高で再び新値追い一方、中小型グロース株は米長期金利

          米長期金利確認しながら【正直じいさんの株で大判小判】

          今年3度目の8連騰【転ばぬ先のテクニカル】

          更に上昇のサインとも本日の東京株式市場は8日続伸となりました。8日続伸は5月11日~22日以来のことです。その前は4月7日~18日にも8連騰があり、今年3度目の8連騰です。5月の8連騰は日経平均で1964円幅、6.7%でした。4月の8連騰は1186円幅、4.1%でした。今回は1617円幅、5.1%でちょうど前2回の中間程度。過去、2回とも1~2日の押し目形成後に更に上昇していきましたので、2度あることは3度で、更に上昇していくサインが点灯ともとれそうです。 8月1日高値抜け

          今年3度目の8連騰【転ばぬ先のテクニカル】

          バリュー押し目の一方内需系グロース出直り狙う【正直じいさんの株で大判小判】

          米引き締め長期化観測が後退しリスクオン続く 週明け4日の東京市場は6日続伸しました。日経平均は228円高です。米雇用統計は失業率が予想を大きく上回り、金融引き締め長期化観測が後退、前週末の米国株市場でダウが反発した流れを受け、前週末からのリスクオン地合いが続きました。ドル円が146円台前半へ円安に振れたことや中国株高も支援になり、後場は狭いレンジでもみ合っていましたが、大引けにかけ上げ幅を広げています。主力株を中心に買いが広がり、プライム市場の値上がり銘柄数は1422と8割

          バリュー押し目の一方内需系グロース出直り狙う【正直じいさんの株で大判小判】

          PBR1倍割れ解消推進ETF【転ばぬ先のテクニカル】

          トレンドが明らかに変化昨日の東京株式市場は6日続伸しました。先週の上昇で日経平均株価は13週線を回復しました。更に5週線が上向きに転換し、トレンドが明らかに変化しました。TOPIXは8カ月連続上昇し、先週末、年初来高値を更新しました。このことで、約2カ月間、海外投資家の日本株投資が小康状態となっていましたが、年末に向けて再度活発化する可能性が高まってきました。 次の押し目は積極的に買いたいただし、足元は6連騰で過熱感が台頭してきました。先週末段階の25日騰落レシオが120%

          PBR1倍割れ解消推進ETF【転ばぬ先のテクニカル】

          不安視される9月相場【潮流】岡山 憲史

          9月は株安の経験則8月25日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演は波乱無く終えた。株式市場は安心感から日米欧の主要株価指数は25日移動平均線を上回る水準まで回復し、上昇基調を強めている。一方、9月は株安の経験則(アノマリー)がある。 S&P500は9月の成績が最も悪いS&P500種株価指数の月間平均パフォーマンスは9月が最も悪い。1945年以降でみると0.73%安だ。2月(0.22%安)、8月(0.07%安)も下げてはいるが、9月の成績が最も悪い。 ナスダッ

          不安視される9月相場【潮流】岡山 憲史