見出し画像

法定通貨の時代から暗号資産(仮想通貨)の時代へ

 あまり暗号資産(仮想通貨)のことに詳しくない方でも、今年に入ってからのビットコインの高値更新については、ニュースなどで目にされているはずです。

新時代がやってきた!

 そして2021年4月14日、米国の暗号資産取引所である「コインベース」がナスダック市場に上場しました。これまで上場している金融機関といえば、法定通貨を取り扱う「銀行」「証券」などでしたが、今回暗号資産の会社が上場したのです。

 法定通貨は、その国の法律で定められた通貨です。国と土地は密接な関わりがあります。法定通貨はまさに「地の時代の通貨」です。そして、暗号資産(仮想通貨)は、インターネット上でやり取りする「風の時代の通貨」です。

 暗号資産を利用するようになると、地の時代に当たり前だった「銀行振り込み」は必要ありません。もちろん「紙幣」や「貨幣」も不要です。

データで見る暗号資産の影響

 ところで、暗号資産は、どれくらいのインパクトがあるかご存知でしょうか。様々なデータと比較してみましょう。(2021年4月14日、15日時点)

🔎「全ての暗号資産の時価総額」と「時価総額世界一の企業」を比較

 時価総額世界一位の企業、それはApple社です。なんと、「全ての暗号資産の時価総額=Appleの時価総額」だそうです

 では、「ビットコインだけ」だとのどのような結果になるのでしょうか?

🔎ビットコインを時価総額ランキングで見ると……

 「金・銀」と「企業の時価総額」を合わせたランキングで見るとどの位置にビットコインが入るのでしょうか? なんと「第8位」です!

 金・銀・企業と比較すると第8位です。では、法定通貨、つまり国と比較するとどうなのでしょうか。

🔎ビットコインと国を比較

 ビットコインと国を比較すると、世界第6位のイギリスのポンドだそうです。(マネタリーベース)

 暗号資産市場は、大きな市場に発展していることがよくわかります。

リスクに関する考え方

 一方で気になるのが、リスクの考え方です。このような情報が発表されました。

 「暗号資産ってなんか怖そう」というのではなく、理論的にどうなのかということを正しく知っておきたいものですね。

海外旅行も変わる!?

 これまで海外旅行に行く時には、両替をしたものではないでしょうか。新型コロナウイルスが落ち着き、次に海外旅行に行く時は、お金に対する概念が大きく変わっている可能性があります。

 これは逆もありえるでしょうね。海外から日本に旅行に来たお客様が「ビットコインで支払う」といってお店側がびっくりするなど……。

「風の時代の通貨」から目が離せない

 暗号資産の世界はこれからと考えられます。「風の時代の通貨」が今後どのようになるのか注目ですね!

* ご案内 *

 以前は面白い話題があったら随時書いていた「風の時代にあったビジネス・マーケティング戦略」ですが、順序立てて理論的に執筆していこうと思い、2021年2月から連載にしました。ご興味のある方はぜひお読みくださいね🤗

*Twitterより引用

お読みいただきありがとうございます。これからも皆さんのお役に立つ記事を書いていきたいと思います。フォローもよろしくお願いします❤️