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ブロックチェーンインダストリーレポート 11月19日付

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。

今回は韓国最大のメッセージングアプリカカオトークのブロックチェーンに関する取り組みです。

カカオトークはステーブルコインをベースとしたプロジェクトをスタートし、ブロックチェーンを基盤とした支払い機能を開発しています。このプロジェクトは分散型ステーブルコインを開発するTerraと協働の取り組みです。

スピードや確実性、安定性は支払い処理機能を行う上で非常に重要なポイントです。カカオはグループのGround Xを通じてKlaytnというブロックチェーンプラットフォームを提供し、安定した支払いシステムの提供を目指しています。

Cryptoslateの記事でCole Kennelly氏の書いている内容によると Tetherがステーブルコインの中でも大きな割合を占め24時間で99%の取引ボリュームを記録しています。実際の資金化に関しても87%を占めておりマーケットの大部分を獲得しています。TrustUSDが続く形ですが、資金化の7,8%ということで今後マーケット自体はまだまだ活性化していく可能性を秘めています。 カカオの構想するGround Xプロジェクトは、今後ブロックチェーン提供会社とのコラボレーションも積極的に展開していく予定です。

Ground Xはブロックチェーン領域でアライアンスや協業などスタートアップ、ベンチャーとの連携を今後強化していくように考えています。Ground X プラットフォームではエコシステムを拡大していくことで技術をさらに進化させていく構想でスタートしています。

韓国を離れ、東京を中心に活動していて自国内の規制等の兼ね合いもあり別拠点という展開を模索しています。今後はソリューションを開発することで
、将来的に大きなリターンを期待しています。

韓国では現在ネイバーとカカオがブロックチェーン分野での展開を競い合っています。ネイバーは日本を拠点とするLINEが提供するLINK Chainを通じてステッカーやコミックなどのコンテンツをトークンで購入できるようなシステムの構築を現在進めています。

それに対し、カカオは企業向けのブロックチェーン活用を積極的に行なっていく予定で、2社の間では大きく方向性を変え展開を進めています。韓国はブロックチェーンに積極なエリアの一つですが、こういった取り組みが加速していくことは今後の技術発展にも大きく影響していくだろうと思います。

本日のトピックは以上で終了です!

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