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ブロックチェーンインダストリーレポート 10月31日付

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。

今回は中国のマーケット状況と国としての取り組みに関して紹介していきたいと思います。

中国の国家インターネット情報弁公室(CAC) はブロックチェーンビジネスを展開する際に必要なルール、及びガイドラインに関して発表を行いました。

23の項目の中で、ブロックチェーンサービス提供者はサービス開始以前の10日以内に登録作業が必要になり、登録において其々制約が設けられることになります。

CCID Consultingが行なったリサーチによると中国のブロックチェーン技術による収益は2018年からの2年間で約6倍に跳ね上がり非常に大きなマーケットとして期待されています。さらに国内の各分野でさらなる盛り上がりが期待されます。 
Gatecoinが1月に発表したブログから、中国国内のブロックチェーンへの投資マーケットは期待をはるかに上回るレベルで成長し続けており、これはバブル的な現象、もしくは社会向けの実装が進むかなど様々な議論が起きています。

このレポートからエンジェル投資、及びアーリーステージの投資が50%近くを占めておりこの傾向自体は現在エコシステム形成の初期段階にあるということがわかります。今後も新しいスタートアップが現れては消えていく流れは続くとみられ、10年単位で見ると新たなプラットフォームの誕生が期待されます。

さらに中国政府に関しては現在ブロックチェーン分野の標準化の議論に関しても舵を切っています。

分散型のデータマネジメントが普及していく過程で、コンセンサスをとっていくことは非常に重要です。中国政府はこの分野に関しても積極的で、様々な分野での技術活用を模索しています。2019年初期段階までこういった流れが見込まれ、さらに標準化の議論も今後は注目されるところです。

ルール形成は国家間で非常に重要で、オーストラリアが2016年に発表したのを契機に、その他の地域も現在模索しています。中国の現状はICO規制などの流れとは逆に人材面、政府の後押しなど様々な状況が入り乱れているところです。

本日のトピックは以上で終了です!

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