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GoogleアナリティクスはGoogleタグマネージャーで管理した方が絶対いいよっていう話

Googleアナリティクスは導入しているのにGoogleタグマネージャーは全然導入されていない

Googleアナリティクスの普及率は98%と言われており、もはやWEBサイトの運営とは切り離せない必須ツールとなっている。
しかし、Googleタグマネージャーの普及率は40%程度と半数以上ものWEBサイトでは導入されていない。
つまり残りの60%のサイトではGoogleアナリティクスのタグを直接埋め込んでいるということになる。

「Googleアナリティクス以外のツールは絶対導入しない」「Googleアナリティクスも基本のレポートしか見ない」という方は問題ない。
しかし、今後Googleアナリティクスのイベントを設定して分析したり、ヒートマップツールでよりユーザー行動を確認したり、リマーケティング広告でリーチしていくことを少しでも考えているなら是非Googleタグマネージャーの導入を検討してもらいたい。

Googleタグマネージャーってなんぞ?

そもそもGoogleタグマネージャーを知らない方、名前くらいは知ってるけどなんか難しそうという方も多いと思うので簡単に図にまとめた。

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本来GoogleアナリティクスやGoogle広告など各種タグの追加はWEBサイトに直接埋め込む必要がある。
この為には本来WEBサイトのソースをいじれる人間の稼働が必要だが、サイト構築時にGoogleタグマネージャーのタグを全ページに追加しておくだけでソースをいじれなくともGoogleタグマネージャーからタグの追加が可能になる。

なぜGoogleタグマネージャーで管理した方が良いのか?

Googleタグマネージャー導入による主なメリットは下記の3つ

1. タグの運用コストが下がる
新たなタグの追加だけでなく、既存のタグの編集や、利用をやめたサービスの不要なタグの削除など全てがGoogleタグマネージャー上からの操作で完結できる。

また、色々なツールやサービスを導入した結果どのタグが必要でどのタグは不要なのか分からなくなってしまう管理コストの問題や、取り敢えず追加し続けた結果タグの多さがサイト速度のボトルネックとなっているなどといった問題もGoogleタグマネージャーを導入することで一覧化され精査することで解決できる。

2. Googleアナリティクスのイベントが設定が容易になる
ある程度のプログラミング知識が必要とされるGoogleアナリティクスのイベント設定においても、Googleタグマネージャーであれば「タグ」と「トリガー」を組み合わせることで簡単に設定することが出来る。

よくある例としてはCVボタンのクリックイベントを取得したいなどがあるがものの10分もあれば設定が可能だ。

3. 予期せぬミスを防げる&差し戻しできる
人間はミスをする生き物だ。エンジニアだってそうである。
タグの追加や削除を繰り返していると時として削除しては行けないタグを削除してしまったり、タグの一部が欠けてしまっていて機能しなかったりするミスが起こる。

Googleタグマネージャーではリリース前に追加・編集・削除となったタグの一覧を最終確認するフローがあるのでこうしたケアレスミスを少しでも減らしてくれる。
更にリリース毎に何のリリースをしたのかをバージョン管理してくれるので、万が一何かミスが有った場合でも即座に切り戻しを行うことが可能になっている。

最後に

一見すると難しそうなGoogleタグマネージャーだが、実際のところ基本的な部分は簡単だったりする。
本記事でGoogleタグマネージャーの有用性を少しでも感じてもらえたならば是非導入を検討してみて欲しい。

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