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人は〝物語〟に弱い

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
G.W.に息子と観てきました🤗


なんと、世界中で大ヒット中だとか😳



観る前は、1ミリも想像できなかった…
あのゲームが、一体どんな映画に化けるのか…?


でも、観たら…激しく納得&感激😍


縦横無尽に躍動する愛くるしいキャラたち
息をのむ映像美、クオリティ、臨場感
目が追っつかぬスピード&ド迫力😭


さらに…ゲームとリンクする数多のギミック😎


ストーリーのキーとなる「ハテナブロック」
マリオのカートから飛び散る青い火花
キノコで無敵モードに変身する爽快感
劇中で随所に挿入されるゲーム内BGM



途中で息子と思わず目があっちゃった…(≧∀≦)
この幸せなアイコンタクトたるや😍



いつかのゲームプレイの記憶が蘇る
その時の興奮までもがリフレイン(*゚∀゚*)



ゲームとしての〝マリオの資産〟
活かし倒すためのイカした演出が満載😂



いやぁ〜愉快痛快
シンプルを極めた愉しさ、まさに無敵…(*⁰▿⁰*)



しかし今回の映画化、任天堂にとって
相当なチャレンジだったのではないか…😅


だって30年前に、一度失敗しとるとか…(-。-;


そう…無かったことにしたい〝黒歴史〟
それでも、再び映画化に踏み切った😤



背景にあるのは
伸び続けるゲーム市場の 熾烈な覇権争い


ひとつの興味深いデータがある

★キャラクター「メディアミックス」総収益の世界ランキング

1位 ポケットモンスター 総収益921億ドル(約10.1兆円)

2位 ハローキティ 総収益800億ドル(約8.8兆円)
3位 くまのプーさん 総収益750億ドル(約8.3兆円)
4位 ミッキーマウス 総収益706億ドル(約7.8兆円)
5位 スターウォーズ 総収益656億ドル(約7.2兆円)
6位 アンパンマン 総収益603億ドル(約6.6兆円)
7位 ディズニープリンセス 総収益452億ドル(約5兆円)
8位 スーパーマリオ 総収益361億ドル(約4兆円)


世界1位のポケモン921億ドルに対し
8位のマリオは361億ドル …

その差は ゆうに2倍以上…( ̄д ̄;)



しかし驚くべきは、その内訳…
なんと、ゲーム売上ではマリオの方が上…(゚o゚;;




ポケモンはゲーム以外で稼ぎまくるに対し
マリオは ゲームでしか稼いでいない😓から



つまりマリオは、ゲーム以外の新領域において
とんでもない伸び代・可能性がある…(°▽°)



任天堂は、この新領域の開拓に向け
起爆材となり得る〝映画化〟を選択した…



なぜ〝映画化〟が起爆材になり得るのか?



私は、こう思う。。


〝物語〟が秘める力。
任天堂は、それを狙った…と。


ディズニーランドは、何十年 経っても
何十回 行っても、なぜ色褪せないのか?


アトラクションのクオリティ
夢の国を体現する演出・サービス
日常を忘れさせるきめ細かい仕掛け
徹底したホスピタリティ…



きっとあらゆる要素が作用し合いながら
奇跡のような空間を作り上げているのだけれど



根本にあるのは
〝物語(ストーリー)の力〟ではないか?



ディズニーの全てのアトラクションには
原作となる しっかりした〝物語〟がある。


来場者はアトラクションに熱狂することで


あたかも〝物語〟に参加したかのような
擬似体験に感動し、興奮を増幅する😹


人は〝物語〟に弱い。。(*⁰▿⁰*)



そう、これと同じことが
マリオでも起こり得る😎



これまでは、単なるゲーム攻略でしかなかった…
そのために存在していたあらゆるモノ・コト


ハテナブロックも飛び出すキノコも
聞き慣れすぎたゲーム内BGMも
ステージをクリアすることも
ルイージとの連携も
クッパを倒すこともピーチ姫の救出も


それらひとつひとつが


ユーザーの脳内で意味を持ち
オリジナルな〝物語〟を紡ぎ始める…



映画を観たことで


記憶に刷り込まれた〝物語〟と
吹き込まれた〝キャラクターの魂〟が



後のゲームプレイの最中に脳内で蘇り
プレイに新たな付加価値を生み出す😳


そう、マリオたちの物語は終わってない…


むしろ、これからのゲーム体験を
どう拡張し、どう変えていけるのか?



映画の〝真価〟は
その時にこそ問われることになる( ̄^ ̄)ゞ


最後までお読みいただきありがとうございます🤗
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