【半年後の追記あり】費用が高額と言われるICL手術をしたら人生が変わった体験談
みなさまこんばんは!
長いコロナとの付き合いが続いておりますが、加えて花粉症がめちゃめちゃ辛い季節になってきましたね、、
よりマスクが手放せなくなっている今日このごろです。
さて、今回の記事では今年私が受けた視力回復手術の ICL(Implantable Collamer Lens)の体験談をご紹介したいと思います。
レーシックと比較するとまだ情報が多くない術式なので、なんとなく気になっている方や実際にICL手術を検討している方はぜひこの体験談を参考にしてください!
(文末にICL手術の割引が受けられる方法も記載したので、ぜひ最後までご覧ください)
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ICL手術を受けるまで
私はもともと視力が0.02程度で非常に目が悪い人生を歩んできました。
小学生まではメガネ、中学の途中からコンタクトに変更したものの、裸眼で生活する事は全くできないほどの視力で、健康診断や眼科での視力検査が非常に憂鬱な生活を送っておりました。
そんな中、大学生時代にレーシックが流行ったのをきっかけに、視力矯正の方法を探っており、ICL手術の存在を知ることになります。
しかし当時は、ICL手術の症例や体験談がインターネット上に少なく、デメリットについての情報も見られたこと、費用がレーシックの倍くらい高額だったこともあり、なんとなく怖いし高いしやめておこう、と避けていました。
しかし、社会人になり、仕事が忙しくなってくると、夜中まで仕事して目が乾いたり、飲み会やスポーツしている時にコンタクトが外れると全てが見えなくなるし、仕事合間に昼寝をすると目がカピカピになるし、コンタクト生活に対する不便を感じることが日に日に増していきました。
そこで一念発起し、新宿近視クリニックでICL手術の適応検査を受けてみることにしたのです。
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適応検査について
ICL手術は適応検査から始まります。
私の場合は、インターネットから適応検査の申し込みをしてから1週間後の、2021年1月18日に適応検査を実施しました。
ICL手術では適応検査の三日前からコンタクトレンズの装着が制限されます。
これは手術で入れる眼内コンタクトレンズのサイズ取得のために、裸眼の角膜のデータが必要となるためです。
まず、受付で3日間コンタクトの装着をしていないかと確認されたのち、いよいよ適応検査が始まります。
瞳孔を開く目薬をさし、眼圧検査→視力検査→目のピントを合わす検査→目の細胞数を確認する検査、と矢継ぎ早に検査が行われていきます。
適応検査では注射などのように痛みを伴うような検査は一切なく、流れ作業でてきぱきと検査が消化されていきます。
検査と検査の間の待ち時間が割と長かったのですが、スマホなどを見ながら時間をつぶしていました。
最後に医師の診察があり、ICL検査についての疑問や不安を相談することや質問することができます。
私を担当して下さった方は非常に物腰が柔らかく丁寧な年配の女性の医師の方でした。
など、見え方に関する不安を中心に質問しました。
個人的には1番のリスクとして懸念していた失明は、可能性としては限りなくゼロに近いそうです。
理由としては、ICL手術でいじる箇所は視神経(見え方に関わる神経)ではないため、万が一手術が失敗しても直接的に失明にはつながらないそうです。
どの質問に対しても、口頭での説明に加え、目の構造の図を見せながらご説明いただき、非常に不安が和らぎました。
診察後、カウンセラーのお姉様にご案内され、個室でICL手術の料金や注意事項、料金に含まれる付帯サービス(点眼薬や診察代、術後の予防メガネなどは全て料金に含まれる)のご説明を受け、申し込みをするかどうか最終意思確認をされます。
この時点で、事前検査にパスしていない方は手術不適応と言うことで断られることになります。
不適合になる場合の多くは、強度の乱視の方やコンタクトや眼鏡をかけても視力が弱い着手の方、あまりに高齢の方が該当するようです。
申し込みの意思表示をすると、その場で手術の仮日程が確定し、期日までに手術費用の入金を求められます。
気になる料金ですが、私の場合は両目とも0.01くらいの強度の近眼だったこと、軽度の乱視も入っていたこともあり約530,000円でした。
乱視がなく、メガネなしでもなんとか生活できるような方は419,000円で手術を受けることができます。
現金支払いだけでなく、クレジットカードや銀行振込、医療ローンによる分割払いも可能です。
一括だけでなく分割払いも可能で、例えば眼内レンズの費用300,000円を事前に支払い、手術当日に残り230,000円を支払うと言う方法も取れるます。
私はカードで先に30万円、残りを手術当日に支払いました。
クレカで支払えば、クレカポイントも貯まるほか、楽天ポイントや湘南美容外科クリニックの脱毛とか化粧品が買えるポイントも同時に付与されます。
また、手術の費用は保険適応でこそありませんが、医療費控除の対象となるそうです。(確定申告すると少し税金戻ってきます)
適応検査の時間はトータルで3時間ほどでした。
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手術当日について
入金が済んだら、あとは手術当日を迎えるだけです。
手術前日は特にコンタクトレンズを外す必要もなく、普段通りの1日を過ごしていました。
特に禁止されてはいないですが、何となくお酒は控えました。
喫煙者の方はタバコも前日までは吸って問題ないそうです。
そして迎えた手術当日、この日は朝からコンタクトの装着はせず、メガネの状態で病院へ向かいます。
手術当日の注意点としては、
の3点です。
受付を済ませ、緊張しながら待合室に座っていると、何度か看護師さんが目薬を刺しに来てくれます。
2回ほど目薬を刺されたのち、
「手術でお待ちの菱沼様〜!」
と名前が呼ばれました。ピリッと緊張が走ります。
男性スタッフに手術室近くの個室に案内され、ここでも何度か目薬をさされます。
待合室でも何度か目薬をさされていたため、一生分目薬をさされた気分です。
個室に案内されてから約20分後ぐらいでしょうか、ついに手術の準備ができたと言われ、手術室に通されます。
この時点ではまだ視力が悪いため、手術室を鮮明に見ることができませんでしたが、真っ白なただっ広い部屋に、歯医者の椅子のようなものが真ん中にどーんと置いてあります。
映画でサイボーグ化手術を受ける場所のような感じです。(上手く伝わるか分かりませんが)
そして、真ん中の椅子に座るように指示され顔を上に向けたまま座ります。
正直この時点で緊張感maxでしたが、それを見透かされたのか医者の方に
「安心していいよすぐ終わる手術だから」
と言われ少し気分が和らいだのを覚えています。
そこからまた何回か目薬を刺され、目を閉じないように金具のようなもので固定され、右目から手術が始まりました。
一番はじめに右向きに横を見るように指示され、目の中を水で洗浄されます。
個人的には手術の中でこの目を水で洗われるのが1番しんどかったです。
痛くは無いのですが、消毒と相まって多少しみるのと、
日常生活の中で目を洗われる経験はほぼないので、違和感を感じまくりでした。
目から入った水って体内に入り込んで内臓とかに到達するのかなーとかよく分からないことを考えていました。
時間にすると20秒くらいなのでグッと耐えましょう。
その後、上に付いているライトをずっと見るように指示され、レーザーのようなものが目の前に降りてきます。
ずっと光を見ていたこともあり、本当にレーザーなのか何なのかは正直よくわかりませんでしたが。
そこから手術が始まったわけですが、目に触られてる感触もほぼほぼなく、何かやってるなぁ位の印象でした。
目の前で蚊がチラチラ動いているくらいのイメージです。
それが何度か続いた後、突然コンタクトレンズが入ったような視界が一瞬ハッキリする瞬間が訪れます。
おっ!と思った矢先に片目終わりました〜、と言われました。
ここまでで、手術室に入ってからここまでで10分も経ってないぐらいでしょうか。
すぐに左目の手術に移ります。
手順としては右目と同じため、てきぱきと進み、合計20分ぐらいで手術自体は終了しました。
やってみると実感しますが、想像よりもめちゃくちゃ早く終わります。
手術が終わった後目に白いモヤがかかったような見え方でしたが、この時点で既に裸眼よりもかなりはっきりと視界が見えていました。
その後20分ほど目を休めるように指示され別室で休んだあと、手術を担当してくださった先生に手術直後の目の状態を確認されます。
そこから問題なかったと言うことで、視力検査などの術後検診を行い、再び待合室で待ちます。
その後、医師による問診があり、術後の注意点が書かれた紙と目薬と飲み薬を受け取り、その日は終わりとなりました。
内服剤の説明に『痛みを抑える作用』と記載があり、怖すぎたのですが、病院の方曰く、痛みが出ることはほぼないとのことでした。
実際のところ、術後数日経っても目の痛みは全くありませんでしたし、半年経った今でも目の痛みはありません。
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帰りは日も暮れていたので、眩しさはあまり感じませんでしたが、瞳孔が開く目薬を刺していたこともあり、ライトなどを直接見るとかなり目に負担が大きかったです。
手術と術前検査当日は車の運転が禁じられているのですが、見え方的には運転どころじゃないので、絶対に運転は避けましょう。
手術当日は白いモヤがかかっていたものの、次の日以降はどんどん見え方がクリアになり、次の日には普段と変わらない生活ができていました。
手術は土曜日だったのですが、2日後の月曜には普通に出社してPCで仕事をしていました。
3日後には見え方の違和感もなく、コンタクトを常時つけている状態で生活しているような感覚です。
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ICL手術のメリット・デメリット
個人的にはICL手術を受けて非常によかったです。後悔0です。
しかし、手術を受けたからこそ感じた、ICL手術のメリット・デメリットについて第三者目線でまとめていきたいと思います。
ICL手術のメリット
一番のメリットはコンタクトやメガネが生活に不要になること。これに尽きます。
夜中まで飲んでも昼寝をしてもコンタクトで目がゴロゴロすることはないですし、朝の出勤前の準備でコンタクト装着の1アクションがなくなるのはかなり嬉しかったです。
また、私の場合はコンタクト装着時よりも視力が上がったため、世界がくっきり見えます。
朝起きた瞬間に景色が見える状態というのは、手術から一年経った今でも感動します。QOLガッツリ向上してます。
ICL手術のデメリット
一番のデメリットとしては、数十万円はかかる手術代でしょう。
私は視力が悪かったので、50万円程度でしたが、乱視がひどい方の場合はもう少し高額になる倍もあるそうです。
また、事前検査も合わせて複数回通院する時間的な手間もデメリットと言えるでしょう。
しかし、デメリットよりも術後のメリットの方が大きいので、十分メリットの方が上回るかと思います。
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半年後の追記
手術からちょうど半年経過したので、今の状況も追記したいと思います。
見え方に関しては引き続き良好、ハローグレア(光がまぶしく感じる現象)も術後よりは気にならなくなったとはいえ、まぶしさに弱くなったと感じることはあります。
とはいえ、生活する上では全く支障がないですし、人によっては実感しない人もいるレベルかと思います。
また、先月突然、右目が真っ赤になるという目のトラブルがあり、急いで眼科に行きました。
結果は結膜炎。
ICLを受けた眼科とは別のところで受診したのですが、検査の中で手術後の見え方について聞かれたものの、手術に起因するものではないと言われ、目薬を処方されただけで終わりました。
その後3日ほどで充血も引き、すこぶる好調な目に戻ったのでした。
また、少し時間が空いたら経過報告書いていきたいと思います!
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10年以上事業会社でマーケティング/事業開発に携ってきました。昨年立ち上げた『BtoBマーケティング研究会』は参加人数700人規模まで成長。マーケター向け勉強会や懇親会を主宰し企業とマーケターの最適なマッチングやマーケターの繋がりを活発化させるべく奮闘中。