投資者保護基金の対象範囲に今さら驚くおっさんの巻@2022/12/12
どうも!おっさんです。
背景
今日は、ユーロ/スイスフランの取引ができるFX会社ってどこかな?って調べたら、GMOクリック証券が出てきまして、他にも、GMOクリック証券は便利だよ、というネット記事をちらっと見まして、CFDの取り扱い銘柄も見たら、そちらでもバリエーションが結構豊富で、大豆とかコーン、銀もありますし、S&P500とか、個別株のCFDとかもあります。GMOクリック証券いいな、って思ったんですけど、何か裏が無いかちょっと気になって調べてました。ちなみに、私が今、使ってるのはSBI証券です。私も以前はクリック証券使ってたんですけど、SBIのハイブリッド預金がいいなと思って、移った感じです。では、違いを見て行きたいと思います。
CFD
まず、CFDなんですけど、SBI証券がやってるのは、くりっく株365です。取引所CFDと呼ばれるやつで、東京金融取引所って所を介した取引をするCFDです。一方で、GMOクリック証券のCFDは店頭CFDです。東京金融取引所関係ありません。GMOクリック証券が内輪でやってるだけのやつです。これの違いがどこで出て来るか?なんですが、店頭CFDだと、投資者保護基金の対象じゃないです。一方、くりっく株365だと投資者保護基金の対象です。もちろん、GMOクリック証券さんも、顧客の資産は分別管理していて、信託銀行に預けてるんでしょうけど、万一、GMOクリック証券さんが言ってることと違った場合、何か不正があった場合に、投資者保護基金に頼ろうとしても頼れないってことです。そこの違いです。ちなみに、GMOクリック証券さんのCFDの取引額はNo.1だそうです。もしもの時のことを考えなければ、使い勝手はいいんでしょうね。
FX
こちらも店頭FXと取引所FX(くりっく365)の2種類があり、クリック証券さんの場合は、両方やってますね。ネオFXって言ってるほうは店頭、そうじゃないほうが「くりっく365」です。
一方、SBI証券の場合は、店頭FXのみです(ここの取扱会社一覧にない)。ただし、ハイブリッド預金で提携してる住信SBIネット銀行のほうで、くりっく365をやってます。
SBI証券がくりっく365じゃないの、なんとなくそんな気はしてたんですが、気付かないフリしてました。。やっぱりかー、っていう感じです。
で、くりっく365をやってる所なら、ユーロ/スイスフランの取引もあるようです。であれば、私の場合、住信SBIネット銀行でFX口座作れば、あまり大きく変えなくていい、ということになりそうです。
で、ここからが問題なんですけど、FXは、投資者保護基金の対象じゃないらしいです。あれ?そうだっけ?っていう感じです。これに関しては、店頭だろうが、くりっく365だろうが関係なく、対象外らしいです。くりっく365なら、証拠金が東京金融取引所に預けられているんでしょうけど、東京金融取引所に不正や不備があった場合は、保護してくれるところがどこにも無いってことです。まぁ、店頭FXよりはマシそうな気はしますけど、違いがあるということですね。
一方で、外貨建てMMFであれば、投資者保護基金の対象らしいです。単にドルを買って長期保有したいだけなら、こちらほうが、カウンターパーティリスク(取引の相手方によるリスク)は下げられますね。まぁ、取引スピードが、投資信託同様、めちゃ遅いんですけどね。
ハイブリッド預金
ハイブリッド預金っていうのは、SBI証券か住信SBIの商標だと思いますけど、同種のサービスは、GMOクリック証券にもあるようです。今日、気付きました。あおぞら銀行とやってるらしいです。ハイブリッド預金のいい所は、預金保険のある銀行口座と併せて利用できるってことです。
ちなみに、GMOクリック証券さんと提携してる、GMOあおぞらネット銀行では決済用預金も可能だそうです。これはいいですね。住信SBIだと無いです。決済用預金だと金利が付かないですが、1000万を越えて全額、預金保険の対象です。ただ、私の運用資金が2000万以上ではないので、今のところ、恩恵は無さそうです。投資者保護基金の1000万と、預金保険の1000万の合計の2000万の範囲内ってことですから。。
まとめ
GMOクリック証券さん便利だな、って一瞬思ったんですけど、くりっく株365じゃないんで、なんとなく不安になりました。やれることが多そうなのは凄くいいんですけどね。結局、不安を回避するため、資金をSBI証券とGMOクリック証券で分けるってことになり、それだと、資金の融通が面倒ですね。ユーロ/スイスフランは、住信SBIの「くりっく365」でできそうだし、それでいいかな、ってなりました。
つづく。。
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