見出し画像

役割が変わるということをドラクエで考えてみた

こんにちは。最近カルチャー部に異動した畠です。トレーニング担当ってことになっていますが、ぶっちゃけ何したらいいかわからん!と頭をかかえています笑

さて、今回のテーマは「変化」です。

変化、、、今の私にピッタリのテーマです。だって部署変わってますもん!
変化しか無い!笑

そこで部署が変わることで改めて気づいたことをドラクエに照らし合わせて考えていこうと思います。

なぜドラクエか?理由は2つ。
1、単純に私がファン
2、なんとドラクエ35周年

(すごい!おめでとう!)

ドラゴンクエストがよくわからないって人でも伝わるように頑張ります!

不朽の名作ドラクエ3

ドラクエ3昔

ドラクエシリーズで私が一番好きなのは「ドラゴンクエスト3」です。転職システムでキャラの職業を自由に変更できます。しかもキャラには性格が設定されていて、性格によって能力が変わってきます。

このシステムによって自分だけのパーティーが作れ、感情移入もしやすくなります。例えば「いくじなしの勇者」みたいになんでお前勇者やってんだよ!的なキャラが生まれたりします笑

そのバリエーションは性別まで加えると、なんと!

職業9種 × 性格46種 × 性別2種 = 828通り!!!

職業×性格

性格によって能力も変わってきます。「ちからじまんの魔法使い」とかにしちゃうと魔法使いなのに力がやたら高いのに、賢さとMPがめっちゃ低い=魔法使いとしては使えない、とか起こるわけです。

でも、そんな魔法使いでも大丈夫。ドラクエ3ではダーマ神殿というところで転職することができます。レベルは1に戻るけどやり直しが出来るわけです。
ちなみに途中で性格を変える手段も用意されています。

当時小学生だった私は必死に攻略本を見て、最高の組み合わせを探したものです。

先日ドラクエ35周年の記事を見てドラクエ3楽しかったなーなんて思ってるとこれって会社でも同じだよなって気づいたわけです。

会社に置き換えると

ドラクエ3仲間

ドラクエの世界では世界を救うために色々な役割の仲間が必要です。例えば戦士ばっかりのパーティーだとめっちゃ固い敵が出てきたら攻撃が通らず全滅です。回復も出来ません。

パーティーに作戦という形で指示を出す勇者、攻撃の要かつ身を呈して仲間を守る戦士、呪文で敵全体を攻撃する魔法使い、回復呪文や補助呪文で後方から味方をサポートする僧侶など様々な役割の仲間がいるから世界を救うことができるのです。

これって会社でも同じですよね。

会社が存在する理由は提供するサービスを通して困っている人を助けること、世の中を良くしていくこと、です。

そのためにはビジョンとミッションを示す代表、最前線でお客様に接する営業部、お客様を見つけてくるマーケティング部、サービスを買ってくれたお客様を守るカスタマーサクセス(サポート)部、営業やカスタマーサクセスを後ろから支える管理部などドラクエと同じく様々な役割の仲間が必要です。

畠的なドラクエ3の職業と実際の職種の相関図はこんな感じ。
※あくまでも個人的な感覚です。

代表       →             勇者      指示を出す、何でもこなす
CS          →             戦士      攻めも守りもこなす
営業                       →             武闘家     とにかく攻撃
マーケ                   →            魔法使い    多彩な呪文(手段)を使う
管理・システム  →             僧侶      仲間をサポート
クリエイティブ  →             盗賊      居たら旅が超楽
経理                       →             商人      お金の管理・サポート
社外取締役          →             賢者      圧倒的な経験と知識
人事                       →             遊び人     みんなの癒やし笑

職業(職種)と性格(特性)が合ってるとは限らない

ドラクエ3ダーマ神殿

途中にも書いてきましたが、ドラクエ3では職業と性格が一致していないということが起こります。本来、戦士なら力や体力が上がる性格が良いし、魔法使いなら賢さやMPが上がる性格が好ましいわけです。

では、前述した「ちからじまんの魔法使い」は本当に使えないキャラなのでしょうか?

決してそんなことはありません。

ドラクエ3ではダーマ神殿で転職できます。
「ちかじまんの魔法使い」から「ちからじまんの戦士」になることも可能なわけです。

しかもただ職業が変わるわけではありません。転職時に覚えていた魔法は戦士になってからも使うことができます。

だからといって戦闘でこれまで通り魔法ばかり使っていてはいけません。なぜなら今は戦士なので役割が変わっています。物理攻撃で敵を攻撃し、高い体力で仲間の盾になる必要があります。ただ、魔法使いが魔法が使えないときには代わりに魔法を使うことができます。

要するにレベルが上がれば今まで戦士の経験しかない戦士よりも、より頼りになる戦士になれるわけです。
(戦士ばかりで何言ってるかわからなくなってきた笑)

これって現実世界でも起こりますよね。

バックオフィスだったけど営業させてみたら短い期間でトップセールスになったり。これってもしかしたら今までは特性(性格)が合っていなかったり、他の営業パーソンでは持っていない経験(魔法)が活きているからだと思います。

更にこの人材はバックオフィスが不在でも自分ひとりで業務を完結することができますし、周りの営業パーソンにバックオフィスの知識を教えることもできるのです。

この事から言えることは、日々行っている業務(経験)は後々決して無駄にならないということ。またリーダー(勇者)はその人の特性をしっかりと理解する能力が必要ということ。そして組織内で異動(転職)できる体制を整えることが大事なのかなと思います。

もし、先輩、同僚、部下を「あいつ使えねー」なんて思っているとしたらすぐに考えを改めましょう。何かきっかけ一つで大化けするかもしれませんよ。どうせならその人がより輝く方法を考える方が建設的です。

最後に忘れちゃいけないのが「作戦」です

ドラクエ作戦

ドラクエ3は職業と性格がいい感じに適合してもそれだけではまだ足りていません。実際の戦闘では勇者の「作戦(指示)」が重要になります。
※まぁ実際のゲームだとほぼ「命令させろ」だと思いますが、、、

例えば魔法使いに「じゅもん使うな」という指示を出してしまうと、本当はめちゃくちゃ強い魔法が使えるのに屈強なモンスターに杖で殴りかかる、ということが起こってしまいます。

そんなことをしているとあっという間に全滅してしまいます。

実際の会社で置き換えると見る角度によって勇者は変わります。会社として見ると勇者=代表ですが、プロジェクトで見ると勇者=プロジェクトリーダー、チームで見ると勇者=マネージャーといった具合です。

チーム職業

そしてここでいう「作戦」を現実の世界に置き換えると日々の「業務指示」と「フィードバック」かなと思います。

特にフィードバックは改善よりも「称賛」の部分が重要だと個人的には思います。

例えば営業チームの中にも役割があります。
今風の営業チームの場合だと、遠隔で適切な商談を生み出すインサイドセールス、商談を実施し契約まで導くフィールドセールス、あとはインサイドセールスとフィールドセールスをサポートする営業事務といった感じです。最近はSFAを使っている企業も増えてきているのでSFAの構築者もチームに加わるかもしれません。

この場合、それぞれ求められている成果が異なります。

インサイドセールスの場合は「適切な商談設定」
フィールドセールスの場合は「適切な契約成立」
営業事務は「日々の営業活動のサポート」
SFA構築者は「レポートの見やすさや入力・分析のやりやすさ」
といった具合でしょうか。

問題はその成果に対して同程度の称賛があるとは言えない組織が多いことです。契約はわかりやすく、みんな称賛しますが、その商談を生み出したインサイドセールスに同じだけの称賛を送っているでしょうか。

契約が締結されたときに「この商談を生み出したのは誰?すげーな!◯◯(インサイドセールス)もよくやったな!」といった会話はなかなか見られません。

もちろん業務によって難易度は変わるので難しいところですが、これはドラクエだと、最終的に敵を倒した武闘家ばっかり褒めて、戦闘の途中でその武闘家を回復させた僧侶を蔑ろにしている状態です。

私が僧侶だったら別の勇者のところにいきます笑

ドラクエ3ルイーダ



なのでマネージャー(勇者)は各メンバーに求める役割を明確に把握し、同じだけの称賛を送ることが重要になります。
そして異動(転職)したメンバーも役割が何で成果が何なのか明確に理解していない場合があるのでしっかりと擦り合わせることが重要です。

現実の世界はドラクエとは比べ物にならないくらい複雑です。世の中のリーダーの皆さん、人事の皆さんは日々頭を悩ませていると思います。

しかし、複雑がゆえに、可能性も大きいと思います。もし、会社組織、チームで職業(職種)と性格(特性)と+αの要素の最適解が見つかったら、、、それこそ世界を救えると思いませんか?私は救えると思います。

ドラクエ3王様

ということでアイセールスでは一緒に日本を救う仲間を探しています!一緒に日本を救う旅に出ませんか?笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?