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雨の夜の物思い

外は激しい雨が降っています。今日は気持ちが冴えません。本日の記事はそんな不穏な気持ちを抱えたままに綴る日記です。

4月は長い

1月=行く、2月=逃げる、3月=去る、ということばがあるように、毎年最初の3か月は、あっという間に過ぎていく気がします。ところが、一転して4月は時間の進むのがゆっくりになり、緊張感が漂って、長く感じます。4月後半から5月前半は、ゴールデンウィークが控えているので、そこで一息入るのですが、気持ちの置き方が難しい時期です。

私自身の身を置く環境が、劇的に変化している訳ではないのですが、昨秋に松本にやって来た頃のような新鮮味が薄れ、最近は停滞感で足踏み状態が続いている気がします。突き抜けていないなあ、という実感があります。

音信不通の人ばかり

雨音を聞きながら、YouTube漁りをしていました。ある番組で、音信不通になってしまった人の話をしていました。

よく考えると、音信不通になってしまった人ばかりです。若い頃によく遊んだ仲間のうち、今でも連絡を取る人の数は激減しています。お世話になった人にも連絡を取ることもなく、不義理を続けています。

そもそも、自分から誰かと積極的に連絡を取りたいという気持ちが強くありません。仕事を通じて知り合った人は、知人ではあっても、友人とはとても言えませんから当然として、学生時代の友人や会社の同期入社の仲間とも距離が遠くなっています。

大概の人は「声を掛けてもらったら、普通に会うよ」というスタンスだろうと思うのです。ただ、自分からわざわざ連絡を取る労は取らないのが実態だと思うのです。特別な要件がないのに、わざわざ会うことはない、という感覚だろうと思います。人間関係を維持するには相当な努力が必要です。

最後は一人だし

人間は、「最後は一人なんだ」と達観して、かなりの時間が経ちます。若い頃は絶大だった友達の存在って、比重が大きく下がっています。友達がいなくても、まあ生きていける気もします。コミュニティの中で、嫌われていたとしても、大人の関係同士だと致命的な問題には至らないケースも少なくありません。

最近は、複雑に考えるのが面倒になってきました。30代も後半を過ぎて以降は、人間関係に悩む人生と訣別しようと決意し、自然体でやってきました。その結果、義理と人情を欠き、マイペースで、人徳の無い男として定着してしまいました。もう今から評価を覆すのが不可能ですから、このまま耐えていくしかありません。

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