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2020年7月に読む本

今日は七夕です。一年なんて早いものです。引き籠り生活に甘んじつつも、明日を諦めずに何とか生き延びています。今年の夏は読書生活を愉しみながら、知的精進を続けていきたいと思います。

2020年7月に読了する予定にしている話題の本を列挙してみました。差し当たりはジャンルの違う以下の三冊です。読み終えたら読書感想文に残したいと考えています。今後定期的にこれから読む予定の本を宣言していきたいと考えています。

① 安宅和人『シン・二ホン』

発売後すぐに結構話題になった本なので、挑戦してみたいと思っています。著者の安宅和人氏は、超優秀な人だということが知られています。単なる評論家ではなくて、信頼を得て政府関係の仕事にもプレーヤーとしても積極的にコミットして取り組まれており、期待の大きい人です。

先行き厳しい日本の状況を診断し、的確な処方箋を書ける数少ない人だと思うので、その知と提言に触れ、自分の頭で考えていきたいと思います。

② 野中モモ『デビッド・ボウイ』

デビッド・ボウイが2016年1月に亡くなって、早四年半が経過しました。2016年は多くの音楽スターが亡くなった年として記憶しています。

彼の音楽、人となりを詳しく知りませんので、今さらながらボウイが音楽シーンに残した影響と遺産をまとまった書物で振り返っておきたいという思いがずっとありました。

③ ロルフ・ドべリ『Think right』

人気作家、ロルフ・ドべリ氏の著作は、既に発売済の『Think clearly』『Think smart』を読んで、すっかり魅了されました。付箋を貼りつつ、数回読み返して糧にしています。三冊目のこれも手にすることにしました。

考え方のヒント、コツ、生活習慣、日常の気付きが、空回り気味の毎日を送る私の心の琴線に触れ、とても刺さります。相性が好いのだと思います。翻訳が、前二作を担当された安原実津氏から本作では中村智子氏に変更になっていますので、味わいの違いも楽しみです。

ご隠居様よろしく、本を読み散らかすだけで、具体的な行動を起こさなくていいのか… という自問自答が毎日続きます。再び立ち上がる気力を喪失したまま燻り続けている今の私がやれる数少ない活動がこれです。たとえ「目的なき読書」と嘲笑されようと、誇りを持って続けていきます。




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