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青山学院大学 原監督について、1駅伝ファンとしてコメントしてみました。

青山学院大学を駅伝強豪校に育て上げた名将、原晋監督がツィッターのアカウントを開設したところ、瞬く間にフォロワーが増え、たったの数日間で6万人を超えようかという勢い(2019/1/9 18:37確認時点)になっています。

やはり当代きっての影響力がある指導者の呟きは注目されているのですね。私のnoteは2ヶ月以上欠かさずに投稿を続けていても、フォロワー8人(フォローいただきありがとうございます)という状況ですから‥

青山学院大学・原監督について

中京大学OBで学生時代には箱根駅伝と縁の無かった原監督が、青山学院大学の監督に就任したのは2004年です。世羅高校の2年後輩で、青山学院大学OBの瀬戸選手の説得をきっかけに、勤めていた中国電力を辞めて就任したのですから驚きの転身です。そこから僅か15年程度で、箱根駅伝を四連覇し、青山学院大学チームを学生駅伝界の『絶対王者』と呼ばれるまでの強豪校に駆け上がらせた手腕は、凄いものがあると思います。

最近はメディアへの露出が多過ぎて、タレントのようになっているので、世間の評価には賛否両論が出始めています。最初は好意的だった妻も最近は「なんか鼻につくわ」とアンチに衣替えしました。(妻はかつてアンチ大八木ー駒澤大学監督ーだったのに…)最近のそうした動きは抜きにして、長距離・駅伝の世界では、指折りの指導者であり、人間洞察力にも長けた、見識が深い人だと思います。

指導者として捲土重来を期すだろう

原監督は、古い価値観には縛られない、柔軟な発想の持ち主です。根性主義的な旧世代の長距離・駅伝指導者とは一線を画す個性の人なので、現代の学制気質にもフィットしており、学生指導者にとどまらず、益々広い分野で活躍できそうな気がします。今年の箱根駅伝での敗戦は、"青学史上最強チーム"と自負していただけに相当にショックでしょうが、このままタダでは起きないでしょう。

それにしても箱根駅伝優勝の東海大学はアッパレのレースでした。主力選手が殆ど残る2019-2020年シーズンは東海一強になるのが濃厚ですが、打倒東海に向けて、原マジックを使うかもしれませんね。選手、指導者が切磋琢磨して、大学長距離界・駅伝界が一層盛り上がることを期待しています。

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