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週末の憂鬱……原因と対策

週末の土曜日23時をまわっています。先週はお盆休みで、家族とのイベントもあって、気持ちも紛れて寛げていたのですが、今週は孤独が沁みます。最近再び襲われるようになった週末の憂鬱の原因を探り、一次対策を考え、将来の為にメモに残します。

憂鬱の原因……マンネリ? 馴れ?

最近感じるようになってきた孤独感は、松本に初めてやってきた2021年10月頃のそれとは一風違います。振り返ると当時感じていた孤独感は、家族と離れて暮らす寂しさ、慣れない土地と人間関係の中に身を投じる緊張感、つまらないミスをしないようにと細心の注意を払いながら過ごす気疲れ、など多数の不安を抱え、神経が張り詰めていたがゆえに襲ってくる「よい」孤独感だったような気がします。

ところが、現在感じるようになってきた孤独感は、信州松本での単身赴任生活に馴れてしまい、目新しさが消えたことで新鮮な感動の機会が減っていること、恵まれた自由を謳歌し、選択権を自分が握っている気楽さからくる用意周到さや丁寧さを欠いた言動や振る舞い、これから先の確固たる展望が確立していない為の焦りや不安、が入り混じったものになっています。それは孤独感というよりは、満たされてはいないことへの虚無感と表現すべきものなのかもしれません。

今でも、特段の予定のない週末を迎えると、「何をしようか……」とワクワクする気持ちは沸き上がってくるのですが、いざ一日が終わりに近づくと、「今一つ冴えなかったなあ……」と不完全燃焼の思いが襲ってきます。そういう週末が何度か重なると、憂鬱が重さを加えてきます。

憂鬱の対策…… 新たな挑戦

この鬱々とした状況を吹き飛ばす、手っ取り早い解決策は、自分では既にわかっています。それは、何か新しい挑戦をすることです。私の弱点の一つは、マンネリへの耐性が低いことです。決められたルーチンが確立し、大した苦労をしなくても物事が進むようになってしまうと、途端に怠惰な性格が首をもたげてきて、地味な改善や上達の努力を一切しなくなる傾向があります。本当は、軽微なミスや後々重大事に繋がるような見落としをしている筈なのですが、何とか対処できているように思えてしまうので、一向に腰が上がらないのです。「凡事徹底」とは正反対の行動へと堕してしまうのです。

新たな挑戦…… 自分にとって未知なことや未熟なことに取り組むことは、重要です。自分の興味と関心を振り向けて集中する機会なので、悶々と堕している時間が減少します。「小人閑居して不善をなす」の格言そのままのタイプである私は、今は、少々肉体的・精神的な無理をしてでも、何か新しいことに挑んだ方がいいように思います。澱んで停滞している時には、他力を借りてでも攪拌させる行動が必要になってきます。

台風10号接近で天気が不安定ですが、明日こそは早起きして、今日できなかった「青春18きっぷ の旅2024夏③」を決行しようと目論んで寝ます。

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