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東京都知事選挙展望2024

昨日の夕方、妻と息子は笑顔で横浜に帰って行き、部屋に戻った私は村上春樹の短編小説『女のいない男たち』収録の6編を次々と読んでいたら、止められなくなり、寝入ったのは深夜になっていました。今朝は、突然鳴り響いたスマホの地震速報で飛び起きました。またしても、石川県能登沖が震源地ということで、現地の方々はまだまだ苦境が続きます。日中はあまり仕事も捗らず、何となくすっきりとしない一日でした。本日は、久々に政治ネタ、『東京都知事選挙展望2024』です。

また都知事選挙がやって来た

来月は、東京都知事選挙(6/20公示、7/7投票)があります。東京都民でも、勤務者でもありませんが、日本一の都市の首長を選ぶ選挙ですから、動向は気になります。

現職の小池百合子都知事は三選を目指すのだろう、と予想されていますが、現時点でまだ正式な立候補の表明をしていません。直前に立憲民主党で参議院議員の蓮舫氏が立候補を表明したことが影響している、という報道もされています。それ以外の注目候補としては、安芸高田市長(まもなく辞職予定)の石丸伸二氏や、前回も出馬した田母神俊雄氏、タレントの清水国明氏あたりになるのでしょうか。

都知事に求めるもの

大都会、東京都の采配を振るうのは、なかなかのハードワークには違いありません。世界有数の国際都市でもある東京の首長は、祖国日本を愛する者として、相応の実力と貫禄のある政治家にやって貰いたい、という願望があります。

私は現職の小池都知事の政治手法や政策の打ち出し方は好きではありませんが、蓮舫氏との比較であれば、まだ小池氏を支持します。年齢的に厳しくなって来たのか、学歴詐称スキャンダルでダメージを受けているのか、テレビの画面を通しての最近の小池氏は、かなりくたびれているように見えます。過去二期の知事職の間に、特筆すべき業績を上げたのか、どういう政治信条を掲げている人なのか、よくわからない部分もあります。少なくともコロナ禍対応時のパフォーマンスには、色々不満がありました。権力欲が物凄いという評もあります。

蓮舫氏は政治家として好きではありません。批判者としての立ち位置でのパフォーマンスには優れているのかもしれませんが、為政者として舵取りをする政治力はどうなのでしょう? 建設的な政策を押し通せていける人なのでしょうか? 日本の顔に収まるのは、個人的には勘弁して欲しいとの思いです。

安芸高田市長時代の石丸氏のパフォーマンスは、時々YouTubeで観て楽しんでいました。面白い存在なのだとは思うものの、安芸高田市長は自身の狙うキャリアの踏み台に過ぎなかったのかな、という残念の気持ちもあります。

東京改造計画2024

ホリエモンこと堀江貴文氏が、4年前に発表した著書『東京改造計画』を2024年版にアップデートする予定のようです。前回の提言の幾つかは採用された実績もあるようなので、今の東京が抱えている問題を手っ取り早く把握するなら、堀江氏の本を読んでおくのも一案かもしれません。

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