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旅の記録2021:②萩・宇部 9/16-18

島根・山口を巡る旅、二日目の記録です。

萩 Part2

昨夜の段階で、明日(9/16)は、台風14号の接近で、朝から土砂降りとなる可能性があったので、観光することはあらかた諦めていました。特に午後からは、山口県内の各種交通機関の運休も予想されるということで、「これは参ったな」です。

ところが、今朝6時過ぎに目覚めると、まだ雨は降っていませんでした。では、ということで、萩市内を約2時間で大急ぎで歩いて回り、9:23玉江駅発の山陰本線で離脱する計画を立てました。帰りのフライトが山口宇部空港20:05発なので、午前中に宇部新川まで辿り着いておこうと決めました。

7時前にホテルをチェックアウトして、松本川沿いに偉人の史跡を辿っていきました。

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幕末の志士の中では、陰険で権力志向の強い性格からイマイチ人気のない山縣有朋の生誕地を含めました。山縣は、師匠の吉田松陰や先輩の高杉晋作、久坂玄瑞からも、「アイツは大した人物ではない」という評価を受けていたと言われます。先輩から可愛がられた伊藤博文と比べても軽輩扱いされ続けたことがコンプレックスに繋がり、猜疑心の強い性格が出来上がったのだと想像しています。

萩の中心地、明倫館跡から旧城下町へとひたすら歩きました。お目当ては高杉晋作立志像と生家跡です。萩名物の白壁のある道は、芸術的な美しさでした。殆どの施設が9時開場なので、ゆっくり見学は出来ないものの外から眺める空気感だけで十分でした。

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何とか旧萩城跡にも立ち寄れました。天寿院や口羽家も通過のみです。

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29年前の訪問時も駆け足散策でした。残念ながら、今回も同様の結果になってしまいました。長州藩と私は、あまり相性が良くないのかもしれません。でも、山と川と海に囲まれた萩は、改めて好い街だなあとは感じました。

玉江〜長門市〜厚狭〜宇部〜宇部新川

ここから宇部新川へは、JRを乗り継いでいく旅です。玉江駅9:23発の山陰本線で長門市駅へ。この区間はオレンジ色の一両編成です。途中、一つ手前の長門三隅駅で時間調整の遅延があり、長門市駅では、目の前のホームで待つ厚狭行きへすぐに乗り換えです。ここからはJR美祢線。

厚狭駅着も遅れて到着した為、山陽本線への乗り換えもダッシュで跨線橋を渡ります。JR山陽線を走る黄色い電車がお待ちかねです。厚狭駅は山陽新幹線のある駅です。1996年に開業したまだ歴史の浅い駅です。宇部や小野田への出張客狙いでしょうか。

二駅行った宇部駅で、今度はJR宇部線に乗り換えです。ここで確認すると、今夜乗る予定のフライトの欠航決定を知り、やむなく明日の便に変更しました。予定外の延泊決定です。

宇部新川駅は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に登場する聖地です。駅を出ると広い興産ロードが宇部興産の工場に連なる企業城下町です。

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午後からは台風接近で身動きできなさそうなので、このまま昼ご飯を食べて、そのままホテルに巣篭もりになりそうです。これもまた旅なり。

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