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私の好きだった曲㉑:Catch Me I'm Falling

本日は久々に『私の好きだった曲』シリーズの第21弾を記事にします。80′sミュージック・フリークの私が、マニアックな曲をチョイスしてみます。
オーストラリア出身のバンド、リアル・ライフ(The Real Life)『キャッチ・ミー Catch Me I'm Falling』(1983)です。

なぜか記憶に残っている楽曲

リアル・ライフは、オーストラリアのメルボルン出身のニューウェーブ、シンセポップバンドです。この曲は、デビュー作『ハートランド Heartland』(1983)に収められており、彼らの最大のヒット曲『センド・ミー・アン・エンジェル Send Me an Angel』に続いて1983年12月にシングルカットされ、1984年5月5日付けの全米ビルボードヒットチャートで40位を記録するスマッシュヒットになっています。

歴史に残るような大ヒットした曲ではありませんし、リアル・ライフも、現在も存続(ギターのDavid Sterryの単独プロジェクト)しているとはいえ、世界的な人気バンドとは言い難い存在です。しかし、なぜか私の記憶に残っている楽曲です。

適度なポップさとドライブ感が私には心地好く、サビの”Catch me I'm falling…"という部分のメロディラインが好みでした。当時毎週食い入るように観ていた『ソニー・ミュージック・テレビ』で知り、カセットテープに録音して聴いていました。今でも特段難しいことを考えずに、サラッと聴きたい曲です。80’sっぽい曲だと思っています。

なぜか、オーストラリアのバンド/ミュージシャン好き

あまり意識したことがなかったのですが、オーストラリアにルーツを持つバンドやアーティストの楽曲は、割と好んで聴いてきた気がします。

AC/DC、エア・サプライ、オリビア・ニュートン・ジョン、リトル・リバー・バンド、インエクセス、リック・スプリングフィールド、メン・アット・ワーク、ミッドナイト・オイル…… ざっと、考えただけでも簡単に思い出せます。このリアル・ライフも私の嗜好の系列に連なるバンドということになります。

オーストラリアのアーティストたちの奏でる音楽は多種多彩であり、これといった共通の特徴で括ることが難しいように思います。"特徴がないのが特徴"という気もしています。あくまで個人的な印象ですが、メロティーラインが、ポップでキャッチ―なものが多いかな、という程度です。

ドライブミュージックとして

まだ試してはいませんが、この曲は風光明媚な信州路のドライブには最適ではないかな、と夢想しています。新緑輝く美しい街道を、颯爽と駆け抜けていく際のお伴には、しゃれていて、渋い選曲だと思います。

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