見出し画像

むすんで、ひらいて、生きていく

本日は『むすんで、ひらいて、生きていく』という短めの呟きです。

誰もが知る楽曲

童謡として広く知られている『むすんで、ひらいて』という曲の歌詞が深いなと思うようになったのは、『荒木博行のbook cafe』を聴きながらWalkingをしていた時でした。作曲者が、有名な社会思想家のジャン・ジャック・ルソーというのが驚きです。以前にも、自分の考察を記事にしています。

国語のテスト的には、「結んで」の対語は「ほどいて」、「開いて」の対語は「閉じて」になるでしょうか。「結んで」と「開いて」が並んでいることに何ら違和感を感じないくらい、この歌詞は馴染んでいるように思います。

むすんで

これまでに作り上げてきた数ある点の中から、ある点とある点を線で結ぶことで、夜空に星座が現れるように、イメージが浮かび上がります。突如、人と人が繋がることもあります。縁を結ぶことに積極的になれば、世界が一段と広がり、意外な出会いが待っています。

ひらいて

そして、一度繋がった線を切り離すことにも臆せずにありたいものです。執着すること、拘泥することで、踏み出せないことになります。掴んでいたものを思い切って手放すことで、生み出される未来があります。一度切り離された線が、再び繋がる巡り合わせも悪くないものです。

生きていく

人生は、むすんで、ひらいて、を繰り返し、予期せぬ方向に転びながら、時に立ち止まりながら、時に流れに身を任せながら、進んでいくことに醍醐味があるものだと思います。縁を呼び寄せ、別れを経験しながら自分らしく、時間を歩んでいくのが理想です。

サポートして頂けると大変励みになります。自分の綴る文章が少しでも読んでいただける方の日々の潤いになれば嬉しいです。