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あの頃好きだった曲⓮:『悲しみは雪のように』

今夜も楽しく酔っ払いです。という訳で、『あの頃好きだった曲』シリーズの第14回に、真打ちを登場させます。それは、浜田省吾『悲しみは雪のように』です。

私のカラオケ定番ソングでした……

この曲は本当に好きで、誘われて行くカラオケで何か一曲歌わないといけない時には、ほぼほぼこの曲をチョイスしていました。あえて断言しますが、私のカラオケでの数少ない勝負曲です。学生時代を体育会で過ごした私にとって、青春の思い出とだぶる一曲です。

オリジナルは、浜田省吾『愛という名のもとに』オリジナルは1975年ですが、私が贔屓にすることになったのは、1992年1‐3月期にフジテレビの木曜22:00枠で放映された『愛という名のもとに』の主題歌として聴いてからです。

『東京ラブストーリー』の赤名リカ役で大ブレークした鈴木保奈美(藤木貴子)を主人公に、ボート部の主将で政治家の御曹司を唐沢寿明(高月健吾)が、自由人で練習もサボりまくりなのになぜか慕われている江口洋介(神野時男)、どこにでもいる感じのOLを続けている洞口依子(飯森則子)、区役所に勤めながら作家を目指す石橋保(塚原純)、華やかなファッションモデルの世界で生きる中島宏海(斎藤尚美)、不器用な証券マンで衝撃的な自殺を遂げる中野英雄(倉田篤”チョロ”)の七人の大学を卒業して三年後の世界を描く物語でした。ドはまりして毎週観ていました。

おそらくは、脚本を担当した野島伸司氏は、私が大好きだったアメリカ映画『セント・エルモス・ファイヤー(1985)』の世界観も念頭にあった気がするのです。野島氏は、後に『高校教師(1993)』『ひとつ屋根の下(1993)』と90年代を代表するシナリオライターになっていきます。

浜田省吾に嵌まるきっかけ

当時、私はアーティスト、浜田省吾の楽曲をまともには聴いていませんでしたが、この曲は一目ぼれでした。そこから深掘りしていき、名曲『風を感じて』『AMERICA』などに魅了されていきました。その真髄は、ベスト盤『The History of Shogo Hamada "Since 1975"(2000)』でしょう。

今なお、最もコンサートのチケットが取れない日本人アーティストである彼のステージを死ぬ前に観たいものです。

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