青春18きっぷの旅2024春③④:姫路〜敦賀〜奈良
昨夜私の乗った高速バスは、遅延なく早朝に大阪に着きました。妻と息子が泊まっている神戸三ノ宮まで阪急電車で移動し、ホテルで合流しました。休みの度に息子と出掛けている青春18きっぷの旅の中で今回が最も大規模な移動距離になりました。物凄く疲れましたが、その記録を残します。
元町〜姫路
朝ご飯をにしむら珈琲・元町店で済ませ、妻に見送られてJR元町駅から西へ向かう電車に乗りました。父と息子の電車旅がスタートです。明石で新快速に乗り換え、終点の姫路へ。車窓からの風景は、私が先週楽しんだ大糸線と比較すると、随分緑が少ないなあ、という印象を受けました。
実は、一昨日も昨日も息子は姫路に来ていたようです。三日連続となるともう慣れたものなので、駅の外には出るそぶりも見せず、ホームを変えて11:12発の敦賀行きの新快速に乗り込みました。元町〜姫路の移動は、息子にとってはほんの序ノ口、軽いウォーミングアップといったところのようです。
姫路〜敦賀
昨年夏は、息子と二人で米原〜姫路間を新快速で踏破しました。JR西日本の主要路線を高速で走り抜ける新快速は息子の大のお気に入りです。米原〜山科は琵琶湖線(東海道線)ですが、今回目指す終点の敦賀は北陸本線の駅で、山科からは琵琶湖の西側を通る湖西線で近江塩津まで北上していきます。
京都駅まではご機嫌だった息子が湖西線に入ると、ちょっと戸惑った表情を見せていました。初めて乗る予期していなかった路線で少し緊張があったのかもしれません。途中の近江今津駅で車両を切り離し、新快速区間が終わって4両編成での走行になると、俄然楽しそうにしていました。敦賀までは、私が想像していたよりも遠く、姫路からはたっぷり3時間の長旅となりました。極めて平凡ですが、「琵琶湖は大きいなぁ」というのが、率直な感想です。
3月16日に北陸新幹線が開通したばかりで盛り上がっている敦賀駅は、大変な混雑で驚きました。改札を出て小一時間の滞在で、急いでランチを済ませ、15:20発の新快速で京都に引き返します。
敦賀〜京都〜奈良
敦賀からは同じルートで京都まで戻ります。私は睡魔に勝てず、途中の区間は眠っていました。湖西線の沿線には、自然豊かな高島駅、比叡山への滋賀側からの登山口となる比叡山坂本駅などがあります。
新快速は京都駅で下車し、奈良線に乗り換えて奈良駅を目指します。京都〜奈良間のみやこ路快速、大阪〜奈良間の大和路快速というネーミングはなかなかいいと思います。
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