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長距離バス利用が面白い

本日無事に51歳と194日目、無職14日目を迎えることが出来ました。感謝!久々に長距離バスを利用した経験を綴ります。

深夜の長距離バスが快適だった

深夜バスを利用して、兵庫県から横浜へ戻って来ました。ネット予約で見つけた、3連独立シート、トイレ付きの立派なバスで料金は何と4,000円!

平日の夜便で直前まで空席あり、ということで大幅なディスカウントがあったのだと思いますが、かなりお得です。久々に味わったスマートショッパー体験でした。

シートはフルリクライニングとまではいきませんでしたが、なかなか快適で、道中はしっかりと眠れました。車内履き用のスリッパや安眠用のアイマスクも装備されているし、カップホルダー、スマホ充電用の電源、安眠用のカーテンもついていて、私には十分満足のいくクオリティでした。

乗客は若い方が中心で私のようなおじさんは殆どいませんでしたが、気にしなければいいだけ。これまで関西への移動は飛行機か、新幹線の二択で考えていましたが、こんな安い値段でいけるなら長距離バスは、これから有力な選択肢になりそうです。

長距離バスの思い出(仕事編)

20代の頃は、たまに深夜の長距離バスを仕事の出張に利用していました。費用をセーブしたいというよりは、時間確保の為のやむにやまれぬ苦肉の策でした。出張前日もなかなか仕事が終わらないことが多かったので、発着時間が遅い深夜バスを利用するしか移動手段がなかったのです。

当時の長距離バスは、観光バスをそのまま使っていたので、左右四列シートが基本です。隣に誰が座るのかわからないので、隣に体格がいい人が来ると、道中はかなり窮屈な旅になります。

酒を飲んでから乗り込んでくる人が多いので、車内に響き渡るイビキや歯ぎしりの音が気になるし、タイヤが道路の凹凸を拾う振動もあるので、深い睡眠はなかなか取れません。到着後は身体が疲弊していて、仕事の生産性も上がりません。仕事で使う長距離バスにいい思い出はありません。

長距離バスの思い出(プライベート編)

深夜移動の長距離バスのメリットは、①料金が安い、②滞在地での活動時間を長く取れる、です。平日は会社勤めの人でも、金曜日の深夜バスで目的地に移動し、日曜日の深夜バスで戻ってくることにすれば、土日はフルに観光ができます。時間と体力があり、細かいことが気にならない人(つまり現在の私)ならば、プライベートの旅行には有効な移動手段だと思います。

若い頃にそのような旅程で、日本各地にひとり旅をしました。仕事で生き詰まった時、気分転換だ!と金曜日の夕方に決断して、バスターミナルに着いてから行き先を決めたこともあります。

目的地に着いたら地元のスーパーやコンビニで調達した衣類にトイレで着替え、鞄をコインロッカーに預けて、観光案内所で貰った地図を片手に街歩きに飛び出します。自由にプランニングができるひとり旅を楽しいと思うようになったのも、長距離バスの旅がきっかけではないかと思います。

長距離バスを生活に取り入れる

今はネットサイトで簡単に検索して予約もできますし、街歩きはスマホの地図機能が便利です。海外からの旅行客が増えたお蔭で、昔以上に、地方の街は観光客対応に力を入れているので、観光を助けてくれるパンフレット類も充実しています。

かつての長距離バス旅行の定番はスキーツアーでした(今もそうかもしれませんが)が、スキー以外にも魅力的なバスツアーがいろいろ企画されています。お一人様でも参加できる企画も多いので、愉しんでみたいところです。


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