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金曜日の随筆2024:そろそろ手を打って欲しい

また運命を動かしていく金曜日が巡ってきました。2024年のWK17、弥生の四です。本日のテーマは、切実な叫び、『そろそろ手を打って欲しい』です。親愛なる"増税クソメガネ"総理大臣に届けばいいな......  という思いです。

1USD=156円台.....

いよいよ明日から大型連休に突入です。私はカレンダー通り、三日休んで(月曜日はハイキング)、三日働いて、四日休みます。電車旅をしたくて我慢できない息子が待っている横浜には、2日の夜の高速バスで帰る計画です。

今日仕事の合間の休憩時間に為替相場を見てみたら、愕然としました。今年に入っても対USDで売られ続け、下落に歯止めがかからない円ですが、こんなに軽く扱われることに憤りを感じました。

今を遡ること約30年、製品輸出担当の私は、製品自体は国際競争力がある筈なのに、円高で利益の目減りに苦しめられていました。悲壮感がありました。1USD=79円台を叩いた1995年には、背水の陣を敷いて必死に輸出価格を値上げを強行しました。あの時の苦労は果たして何だったのか.....という思いが交錯します。私は、円安=国際社会における日本の価値の低下、というイメージを抱いてしまいます。日本社会の地盤沈下が急速に深刻化している、という見立てです。

今は死語のサービス残業

確かに私はバブル入社組で、『失われた20年、30年』を一線で味わった当事者です。今、盛りを迎えている30-40代のビジネスマンから『老害』と糾弾され、嘲られている世代に属する人間ですが、当時は、自分の仕事が日本を背負う一助になる、安易に手は抜けないし、妥協もできない...... くらいの矜持はありました。

でなければ、深夜作業や資料作成や予算作成をサービス残業してまでやれません。今の会社員の基準で、私が会社員時代に貰い損なった残業代は、1,000万円以上でしょう。自虐的に、『俺たちが今貰っている給料を時給換算したら、学生時代のローソンのアルバイトより安いな...』なんていいながら、飲んでいました。私の20代はそんな時代でした。

一矢報いたくないですか?

今日の相場は見ていて、当時の身を削って働いていた自分と仕事の価値を根こそぎ否定された気分になり、大層憂鬱でした。(筋違いの連想なのはわかっていますが)

個人的には、細々続ける為替裁量取引(FX)でかなりの利益は出せました。でもなぁ....  

日本がこんな情けない状態に堕ち続けているのに、危機感を微塵も感じないヘラヘラしているトップを戴くのは寂しく感じます。K首相の頭の中は、衆議院議員選挙と総裁選をどう切り抜けるかで一杯なのでしょう。

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