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旅の記録2024②:奈良

家族旅行の最終日です。昨日は息子と電車旅でしたが、本日は家族揃っての奈良観光です。妻と私は神戸在住時代以来なので、約15年振り。息子は初の奈良です。

奈良を選んだ理由

私は関西生まれ(兵庫県)ですが、これまでの活動領域は、兵庫・大阪・京都のごく狭いエリアに限定されており、それ以外の奈良、滋賀、和歌山、三重の各県については、観光についての知見を殆ど有しておりません。奈良は、かつて日本の首府であった元祖古都ではあるものの、関西と言えば、京都・大阪・神戸の三都の注目度が圧倒的であり、関西旅行の際に奈良を敢えて選ぶ機会は少ないように思っています。

今回家族旅行先に奈良を選んだ理由も、
① 三都で家族三人(息子は中学生なので大人料金)がリーズナブルな料金で宿泊出来る宿が確保できなかった。
② 息子に鹿の餌やりと東大寺の大仏を体験させてやりたかった。
③ 私も妻も一度日帰りで来たものの、奈良観光した時の記憶が殆ど残っておらず、久々にいい機会だろうと思えた。
という、消去法的に決定したものでした。

古都の散策① 興福寺

ホテルの朝食は頼んでいなかったので、妻が近所のパン屋でパンを調達してきました。部屋のポットでお湯を沸かし、持参したコーヒーを淹れて、済ませました。激混みで慌ただしい中で食べるホテルの朝食バイキング、ひとりの代金の半分以下で家族三人の朝食が完了し、しかも満腹です。我が家では街中のホテルで泊まる時は、毎回こうしています。(温泉宿の場合や朝食目的の場合は別)11時のチェックアウト時間ぎりぎりまで部屋で過ごし、荷物をフロントに預けて、散策に出ました。

息子は観光には全く興味がないのですが、今日は付き合わせます。最初の目的地は、JR奈良駅から目抜き通りを下った先にある興福寺です。五重の塔で有名です。塔は大規模修繕工事に入っており、その勇壮な姿の魅力は半減でしたが、それでも立派です。

興福寺①
興福寺②
興福寺③
興福寺④

古都の散策② 奈良公園・東大寺

興福寺の見学を終え、奈良県庁前の広場あたりから、広大な奈良公園エリアに入ります。鹿たちは丁度朝食を終えた頃なのでしょうか、思い思いの場所に寝そべって寛いでいます。餌の鹿せんべいを売店で買って、息子は餌やりを楽しんでいました。最近の鹿は人間慣れしてしまい、鹿せんべいをあまり食べないという話も聞きます。確かに、ガツガツと欲しがる様子ではありませんでした。

餌やりする息子

街は外国人観光客で混雑しています。特に東大寺の山門へと続く道は、人と鹿で大混雑でした。この山門は圧巻です。善光寺の山門も見事ですが、東大寺の仏像の方が迫力が上のような気がします。山門をくぐるといよいよ大仏殿です。

古都の散策③:東大寺大仏殿・二月堂

いよいよ東大寺の大仏とご対面です。とにかく巨大なイメージがあったのですが、確かに大きいものの想像していたよりは下回っていました。桜が咲いていい光景でした。息子は柱潜りに挑戦し、無事通り抜けに成功しました。

大仏殿見学の後は、坂を登って二月堂にも立ち寄りました。天気が良ければ、見事な光景が広がるのでしょう。

古都の散策④:若草山・春日大社

二月堂から若草山の裾を歩いて春日大社を目指しました。途中、鹿にも結構出会いました。息子はこの頃には歩き疲れたのか、観光に退屈してきたのか、無口になり、立ち止まって座り込む回数も増えてきました。朱色が艶やかな春日大社内の観覧は断念して戻ってきました。

まとめ

奈良観光といっても、JR・近鉄奈良駅近くに固まっている超メジャーな観光スポットだけを巡ってきました。遅めのランチを済ませ、15時過ぎには奈良を後にして家路につきました。我が家にとっては十分に楽しい時間でした。

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