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会話下手の克服を考える

私は予め頭の中でしっかりと話す内容の構成を考えて、論理的に順序立てて話すことに苦手意識があります。相手にとって全く未知な内容の何かを伝達しようとする場合、手持ち資料なしで口頭説明するのは非常に苦手です。

私の会話パターンとして、他人の発言内容や、場の雰囲気を踏まえて、頭に浮かぶイメージを膨らませながら、その瞬間瞬間で言葉を選択していくパターンが多いです。意見を求められた場合、即興で話したい内容を組み立てるので、時として主張に首尾一貫性を欠いていたり、前後の文脈を省略していたりします。おそらく内容が論理破綻している場合もあるだろうと思います。受け取る側に対して、私の考え方の芯や、軸が揺らぎやすい印象を与えている可能性があると思っています。

物事の捉え方が感覚的で、論理的な思考能力に欠ける特性なのでしょう。社会に出てからの長年の訓練で、社会生活を普通に送れる程度の論理的思考は身に付いていると思いますし、直情的な性格もかなり改善しているように思いますが、依然として根っこの考え方が「幼い」ままなのだと思います。

・関心のある話題には積極的に参加するが、興味のない話題はスルーする。
・杓子定規で予定調和的な会話が続くとイライラする。
・遠回しの表現や事前の根回し作業が苦手。
・話された内容よりも、相手の口調や言い回しで気分を害することがある。
・嫌なものは嫌。

こういう気紛れで、子供っぽい特性をなかなか克服できません。毎日一ミリづつでも成長できるよう、改善を図っていこうと思います。

それでも、親しい人達とざっくばらんに会話をするのは好きです。経験上、よいアイデアというのは、優れた人達と交わす会話の中から生まれる場合が多い気もしています。観た動画や読んだ文字からも刺激を受ける場合はありますが、会話のキャッチボールをしている時アイデアが湧いてくることが圧倒的に多いです。波長の合う人、相性の良い人と会話をする機会は大事にしたいものです。

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