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Markover 50 の読んだ本

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Markover 50の読んできた本の読書感想文を収めています。
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2020年1月の記事一覧

『BARへ行こう。』を読む

本日は、太田和彦『BARへ行こう。』の読書感想文です。 憧れの人、太田和彦氏私は著者の太田和彦氏(1946/3/3-)の「ぶらり旅」シリーズのファンです。日本や世界のあちこちを旅し、訪れた旅先の粋な酒場で酒を楽しむことを職業として成立させている氏の生き方は、本当に羨ましい限りです。 太田氏と言えば、”居酒屋通”というイメージでしたが、本書以外にもバーに関する著作を多数手掛けておられ、大変なバー通であることを知りました。本書のカバーになっているお店は私もたまに伺う銀座の名店

『7つの習慣』を再読する

以前に手を出したものの挫折して本棚にしまいっぱなしだったベストセラー本、スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』を引っ張り出して、読み返しています。 私が、世界的にも有名なこの書を購入したのは2009年です。 意気揚々と読み始めたものの前半部分で挫折し、そのまま死蔵したままになっていました。かなり話題になったビジネス書だというのは知っていましたが、内容もほぼ覚えていません。著者のコヴィー博士は2012年に亡くなられ、今は彼の弟子にあたる人達が教えを継承して活躍しています。

一風堂ラーメン創業者・河原成美氏から学ぶ

先日、無性にラーメンが食べたくなり、周辺の店を物色して迷った末に一風堂に入りました。一風堂のラーメンを食べるのは本当に久しぶりでしたが、スープを一口すすって、「あぁ、変わってないなあ」と懐かしい気持ちになりました。高級ラーメン店が増えている昨今、このクオリティを維持して、白玉ラーメンとライス+餃子のセットで950円(+税)という価格は、リーズナブルだと思いましたし、数多いラーメンチェーン店の中でも信頼出来るなあとの印象を持ちました。 そんな経験があった矢先に、一風堂創業者(