「お金のために働く必要がなくなったら何をしますか?」を読む
まとまった長期休みが取れる年末年始休暇は、普段なかなかできない読書を存分にするチャンスです。読了冊数を目標にするのは意味がないと思いますが、2019年も多くの知的好奇心をくすぐられる本に出逢いたいものです。昨年から読み始めた、エノ・シュミット、山森亮、堅田香緒里、山口純『お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?』(光文社新書2018)では、しばしば話題になる「無条件なベーシックインカム」を巡る議論や最新の動向を知ることが出来ます。
ベーシックインカムは興味深い制度