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Googleアドセンス広告の審査にたった7時間で受かった技術大公開

ブログに掲載する定番広告サービスといえばGoogleアドセンスですが、みなさんは審査を通過できましたか?

今回は、Googleアドセンスの審査について、申請からわずか7時間で合格したわたしの経験と調べた結果をまとめました。

この記事ではこんな人にオススメ
・アドセンス審査ってどんなものか知りたい
・Googleアドセンスの審査基準を知りたい
・Google AdSenseの審査に通過する方法を知りたい
・審査に通らない原因が知りたい
・アドセンスポリシーについても知りたい

Google AdSenseでは、事前に広告を掲載するサイトを審査に提出し、それを通過しなければ利用できるようになりません。

以前は、審査を通るのはそれほど難しくはありませんでしたが、近年はかなり審査基準が厳しくなっているようで、何度審査を受けても通らないという人も珍しくありません。

審査最大のポイントは、GoogleはGoogleアドセンスの広告配信を「信頼できるWebサイトのみに許可している」という点です。

ですから、「どのようなサイトが信頼できるサイトなのか」という視点をもって読んでいただけたらわかりやすいと思います。

今回の記事では、Googleアドセンスについての基本情報、審査基準、具体的な申請方法をまとめて丁寧にわかりやすくお伝えします。

何回も落ちてしまう人は、ぜひ今回の記事を参考にしてブログを改善してみてください!

※「今すぐブログをはじめたい!」という方は『ブログの始め方を知りたい!実際に始めたい方へ』をクリック!ここからWordpressでのブログの始め方は網羅して記載していますので誰でも開設が可能です!

01. Googleアドセンスとは

「Google Adsense(アドセンス)」は、Googleが運営するウェブサイトに広告を掲載することで収益が得られるサービスです。無料で利用できます。

基本的にクリック型の成果報酬広告で、ユーザーが表示する広告をクリックするだけで報酬が発生します。

広告内容はユーザーの行動履歴により、自動で閲覧ユーザーに最適なものが表示される仕組みです。

実際どれくらい稼げるのか
Google アドセンスでは、1クリックにつき30円前後の報酬が相場のようです。また100PV〜200PVで1クリック発生することが平均的です。

02. Googleアドセンス 審査について

Googleアドセンス審査とは、 Googleが「広告を載せるのにふさわしいWebサイトかどうか?」を審査をすることです。

違法なサイトや社会的にイメージが悪いブログに広告を載せたら、広告の印象が悪くなり、広告主のイメージダウンにつながりかねませんよね。

そのため、Googleが事前にサイトを審査して、広告を掲載しても良いブログかどうかを判断しています。

審査に通れば自分のブログに広告を掲載でき、ユーザーが広告をクリックすることで報酬が発生します。

では、Googleがアドセンスを掲載してもいいというコンテンツはどのようなものなのか。

それについては下記の「Googleアドセンス審査に通りやすいコンテンツとは?」で順番に説明していきます。

Googleアドセンス
Googleアドセンスとは、Googleが提供しているWebサイト運営者向けの広告配信サービスです。

03. Googleアドセンス審査傾向と審査期間

Googleアドセンス審査で何回も落ちてしまうのは、明確な基準が公表されていないことが理由の1つです。

また、 不合格となった場合も、ブログのどこが悪いのかを明確に教えてくれません。

そのため、合格するための具体的な改善点は、審査に合格した人の経験を聞いて推測して対策している人が多いです。

どのような審査傾向があるのかと、審査がどれくらいかかるのか審査期間についてこれから説明していきます。

03-1. 審査傾向

最近のGoogleアドセンスの審査は、以前よりも厳しくなっている傾向にあります。

以前は無料ブログに日記を数ページ書いて申請すれば、広告審査に通過できました。

しかし、後ほど説明しますが、今では無料ブログで申請しても通過できません。

審査に通るブログ記事は「本当にユーザーにとって有益な記事か」という点が重要なので、良質なコンテンツ作成を心がけましょう。

審査に通りやすいコンテンツについては、上の方にある「Googleアドセンス審査に通りやすいコンテンツとは?」の見出しで書いていますので参考にしてください。

03-2. 審査期間

審査期間は短期なら1日程度、中期は1週間ほどで結果が出るのですが、長期だと、なんと数週間から数カ月もかかってしまいます。

審査基準による優先順位がつけられおり、コンテンツが充実していてユーザーにとって有益な記事が書かれている場合は、審査期間が短くなります。わたしが審査の申請後わずか7時間で受かった技をこの記事の一番下に書いているのでぜひこのまま読み進めてくださいね。

コロナ禍のリモートワークでGoogleが対応できないなど、社会やGoogleの社内状況が審査期間に関係してきます。

04.Googleアドセンスの審査申請前のチェック項目

審査の申請をする前に、以下の3点について確認しておきましょう。
一つでも問題があると審査を通過できません。

・独自ドメインを取得
・一定数のコンテンツがあること
・アドセンスポリシー違反がないこと
・アフィリエイトなど他の広告が除外されていること
・SNSのシェアボタン、外部リンク、コメント欄が外されていること
・お問い合わせ・プライバシーポリシーページが設置されていること

04-1. 独自ドメインを取得

独自ドメイン (オリジナルドメイン)を準備しましょう。

以前は、無料ブログといわれる、企業が運営するブログサービスを利用してアドセンス審査に合格していました。

しかし、Googleアドセンスは2016年3月ぶ仕様の変更があったようで、基本的にAmebaなど無料ブログでの審査はできないです。Google Adsenseの申請には独自ドメインであることが必須です。

無料ブログの場合、URLがパス形式や、サブドメイン形式となってしまうため、アカウントの申し込み時点で申請できなくなっています。

ただし、初回でアカウントが取得できれば、2回目以降のサイト審査では、「はてなブログ」などの無料ブログで申請することができます。

無料ブログでアドセンス審査に合格したという声は、この2回目以降の審査のことです。

独自ドメインの取得方法は、独自ドメインを提供している企業を探し、「.com」や「.net」などのトップレベルドメインを選びます。

その後、自分の好きな文字列を考えてドメイン名を決めましょう。

※ドメインの取得方法についても、『ブログの始め方を知りたい!実際に始めたい方へ』にまとめています。ここからWordpressでのブログの始め方は網羅して記載していますので誰でも開設が可能です!

04-2. 一定のコンテンツ数を用意する

Googleアドセンス審査では、どういったブログなのか、記事の内容を審査しますので、一定のコンテンツ数(記事数)が入っている必要があります。

1記事でアドセンス審査に通過したというのは、私はまだ聞いたことがありませんので、一定の記事数は必要だと思われます。

独自ドメインでブログを運営し、一定の記事数を用意するには、WordPressブログがオススメです。

WordPressの運営には、レンタルサーバーを用意したり、WordPressの設定など準備が必要になります。

すぐにWordPressを準備したい人は、こちらの記事を参考にしてみてください!

審査に通りやすいコンテンツの内容につきましては、記事の下の方の「Googleアドセンス審査に通りやすいコンテンツとは」という部分に書いていますので、ぜひお読みください!

04-3. アドセンスポリシー違反がないこと

アドセンスポリシーとは、Google、広告主、広告掲載者が互いに良好な関係を続けていくための、アドセンス広告運営におけるGoogleの方針です。

当然、記事の内容が、Googleアドセンスのポリシー違反(規約)に違反していないことは審査に通るための絶対条件です。

常識に反しないブログ運営に心掛けていれば、最初はほとんど違反することはありませんが、どういうブログが違反なのか、一度目を通しておきましょう。

アドセンス広告を運営していると、気づかないうちにアドセンスポリシーに引っかかる場合があります。

次の項目では、アドセンスポリシー違反の内容について、代表的な規約を紹介します。利用前に確認しておきましょう。

04-3-1. 記事の内容のポリシー違反

以下の内容のブログには、アドセンス広告の掲載を禁止しています。

理由としては、このようなページに広告が記載されると、広告主のイメージを悪くする可能性があるためです。

ポリシー違反になるコンテンツ
・成人(アダルト)向け
・性的なコンテンツ
・衝撃的なコンテンツ
・爆発物に関するコンテンツ
・銃や銃の部品と関連商品に関するコンテンツ
・その他の武器および兵器に関するコンテンツ
・処方薬に関するコンテンツ
・未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
・特定の団体や個人を誹謗中傷する内容
・コピーコンテンツ
・法律に違反している内容(詐欺など)
・アルコールやタバコ、ドラッグなどを勧める内容
・暴力的な内容
・ギャンブルを促す内容
・不正行為を助長するコンテンツ

わかりやすいところはあまり違反しませんが、あいまいな内容については要注意です。気づかずに引っかかってしまう人がたくさんいます。

Googleアドセンスは、広告のクリックによる報酬単価が他のASPに比べて高いなど、メリットが多いですが、あいまいな規約が多数ある点については、デメリットとも言えます。

気づかずに違反することで、いきなり収入がなくなることもあります。

たとえば、「衝撃的なコンテンツ」という項目には、以下のことが書かれています。

衝撃的なコンテンツ
広告主様とユーザーに配慮して、衝撃的なコンテンツを表示するページに Google 広告を掲載することは許可されません。これには次 のものが含まれますが、これらに限定されません。
・陰惨な、生々しい、または不快感を与える記述や画像(例: 血液、臓腑、血のり、性的な体液、人間や動物の排泄物、犯罪場面や事故現 場の写真)を含むコンテンツ
・暴力行為(例: 銃撃、爆発、爆弾に関する記述や画像、処刑動画、動物に対する暴力行為)を描写するコンテンツ
・過度に猥せつな言葉や冒とく的な言葉(悪態や罵り言葉)を含むコンテンツ
引用元: Google広告 ポリシー 禁止不適切なコンテンツ

この中に、「悪態や罵り言葉」というフレーズがあります。

たとえばブログの中で、ブロガーは冗談のつもりで「バカヤロー」と書いていた場合に、当てはまるか当てはまらないか、はっきりしないときもあるでしょう。

もしかしたら読者は傷ついているかもしれません。

このように、どうしてもあいまいにならざるを得ない規定の場合、Googleが規約違反と考えたらポリシー違反となってしまいます。

Googleアドセンスを利用する以上、アドセンスポリシーに”一切違反しないブログ運営”を心掛けなければなりません。

04-3-1. 記事の内容以外のポリシー違反

記事の内容以外でのポリシー違反とされる内容は、以下の通りです。

ユーザーの誤クリックを招いたり、広告主に不要な不利益を招いたりしますので、このようなブログへの広告の掲載は禁止されています。

記事の内容以外のポリシー違反
・プライバシーポリシーを掲載していない
・自分で広告をクリックする
・広告のクリックを友人や家族・第三者にお願いする
・アドセンスコードをポップアップ上、メール内、ソフトウェアの内部など、不適切な場所での表示
・ユーザーが求めていないサイトへ勝手に転送(リダイレクト)するサイトでの掲載
・ポップアップを表示するサイトでの掲載

04-4. アフィリエイトなど他の広告の除外

アフィリエイトなどGoogleアドセンス以外の広告を表示している場合は、審査中の期間だけでも除外しておきましょう。

Googleアドセンスは他社の広告との併用も可能ですが、広告のみを目的としたサイトには厳しい対応をします。

コンテンツにおける広告の占める割合を減らす意味でも、Googleアドセンス以外の広告は一時的に除いておくのがいいでしょう。

04-5. SNSのシェアボタン、外部リンク、コメント欄を外す

サイトがネット上でどのような評判に晒されているかについても注意しておきましょう。

SNSでネガティブな言及があったり、問題のあるサイトへのリンクが張られている場合、審査でプラスに働くことは決してないので、これらは最初から外しておくのが無難です。

またコメント欄についても、どのような書き込みがなされるかコントロールできないので、審査を通過するまでは閉鎖しておきましょう。

04-6. お問い合わせ・プライバシーポリシー

読者からの質問や要望に対応するお問い合わせ先や、プライバシーポリシーページを用意しましょう。

ブログの内容に問題がある場合に、連絡が取れる手段があるとブログの信頼性が高まります。
連絡の手段は、お問い合わせページやSNSなども大丈夫です。

また、プライバシーポリシーをブログに用意し、責任あるブログ運営を心かけることを明示しましょう。アドセンスの広告が配信される場合には、プライバシーポリシーが必須となりますので、事前に準備してください。

利用条件にも記載があります。

Adsenseご利用条件
他にはない魅力があるか
操作が簡単でわかりやすくなっているか
ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあるか
参考: サイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認する

05. Googleアドセンス審査に通りやすいコンテンツとは?

Googleアドセンスの審査は、通りやすいコンテンツと通りにくいコンテンツがあります。

Googleアドセンス審査に通りやすいコンテンツは、ブログへ訪問してきたユーザーにとって役立つコンテンツです。

中身のないサイトに広告を張っても、ユーザーのアクセスは集まらず、広告のイメージダウンを招くかもしれませんので、Googleは価値のあるサイトを選んで広告配信を認めています。

訪問してきたユーザーにとって役立つコンテンツ を作るためには、コツがあります。

ここでは、Googleアドセンス審査に通りやすいコンテンツを作るコツを6つ説明しますので、ぜひ参考にしてみてください!

05-1. ユーザーの「悩み」や「疑問」を解決する

Googleアドセンス審査では、「ユーザーにとって有益な内容であるか?」が重視されると言われています。

有益な内容としてわかりやすいのは、ユーザーの悩みや疑問を解決する内容であることです。

たとえば、「夏にバーベキューがしたいけどおすすめのバーベキュー場がわからない人」に向けて、バーベキューができる場所と、その場所が良い理由を書いた記事を作ることです。

バーベキュー場を探しているユーザーの悩みに応えています。

また、「バーベキューに何を持っていったらいいかわからない人」に、おすすめのカセットコンロを紹介する内容の記事です。

バーベキューの持ち物を知りたい人がカセットコンロを知って、1つ悩みが解決するかもしれません。

このように記事の読者にとって、ためになるものを書きましょう。

05-2. 独自性のある記事にする

ブログ記事に独自性があれば審査に通りやすくなります。

反対に、独自性がないと審査に通りにくくなります。

他の記事と同じような内容だったら、記事として新しく存在する必要がないからです。

自分の記事の内容が同じでも、そこに自分自身の経験や体験談、知識などを交えて自分にしか書けない内容にしましょう。

また、他の記事とは異なった別の切り口で説明することで、より説明がわかりやすくなることもあります。このような内容も独自性を持つ記事になります。

そして自分の味が出ている記事は、読者にとっても読んでいて面白いので、持ち味を生かした記事の作成をしましょう。

05-3. 理想的なページ数・記事数

文字数は一般的に1記事1000文字以上と言われたりしますが、あまり深く考える必要はありません。

大事なのは読者に向けて有益な情報を伝えることですので、読者に十分な内容が伝わるものであれば、それなりの文字数になります。

まずは文字数よりも、読者を意識してしっかりと満足のいく記事を書きましょう。

また、記事数も10記事以上と一般的に言われていますが、 最近審査を受けた友人は、2020年1月に7記事で審査に通りました。

記事数というよりも、読者に必要とされる内容の記事を書くことが大事です。読者を意識した記事を書いていきましょう。

そして、1記事で審査に通ったという人は聞いたことありませんので、複数記事は必要のように思います!(経験則です)

05-4. 画像を入れる

記事に画像を入れることで、読みやすく、わかりやすいコンテンツになります。

読みやすく、わかりやすい記事は、読者に見てもらいやすいため、評価されやすいです。

ただし、著作権的に問題のある画像やテレビ番組のスクショ・動画、許可を得ていない芸能人の写真などはNGです!

著作権フリーの素材画像を利用するようにしましょう。

フリー素材画像については、こちらの記事を参考にしてみてください。

誰でも使用できるフリー画像・オリジナル画像を手に入れるためのおすすめサイト9選

05-5. 操作性の高いページづくり

Googleアドセンスは、 Webサイトがユーザーにとって使いやすいかどうかも重視しています。操作性が低いことで審査に落ちてしまうケースもあると言われています。

Googleはユーザビリティを 重要としているからです。

メニューやカテゴリーの位置などを意識して、操作性の高いコンテンツを作りましょう。

05-6. 更新性がある

サイト・ブログの更新性、つまり定期的にコンテンツが更新されているか、というのもGoogle Adsenseでの審査項目になっています。更新が全くないと審査が通りににくくなる可能性があります。

申請をする前後は、定期的にコンテンツの更新をしておく方が無難ですね(少なくとも1週間に1本など)。

わたしは申請する数日前にとりあえず1本更新しておきました。

05-7. ジャンルを絞る

わたしはブログのジャンルはぶっちゃけ何でもいいと思っていて、自分が書きやすいジャンルなら何でも良いかなーと思います。

ただ、大前提としてしっかりとユーザーに価値を与えられる記事であることは意識する必要がありますね。

06.わたしが申請から7時間でGoogleアドセンス審査に合格した方法

さて、ここからはわたしが今まで書いた注意事項に加えて、どんな技を使って申請からわずか7時間で合格を勝ち取ったのかを公開します。

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