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【思うこと】「たまらない」を目指そう、「つまらない」を蹴散らそう
たまらん人間はええもんです。
生物としての魅力にあふれている。
つまらん人間は実にかなしい。
せっかく生まれた甲斐がありゃしません。
私は、たまらん人間になりたいですね。
たまらない文章を書きたいし、たまらない作品を組み上げたい。
「た」と「つ」ではえらい違いです。
こう言っちゃなんですが、「ビジネスパーソン」は結構つまらん人が多いです。
会社人としての能力はあっても、社会人としての輝きには欠ける。
ましてや、一個の人間としては本当につまらない。
こういう本を読みました! 素敵でした!
いいことですよ。良い本を読むのはいいこと。
でも、どんなに切れ味の良い本も、通りいっぺんの「書評」とやらじゃあかわいそうってもんです。
私はライターの端くれで、落ちこぼれの作家志望です。
樽のディオゲネスをすばらしい哲学者と思いながらも、自分も家を捨てて屋根のない生活を送ろうと思えないハンパモンです。
にしたって、少しでも太陽に手を伸ばしてみるべきじゃないですか。
クライアントがいる仕事はわかります。
「正しい日本語」「SEO的にそうあるべきとされている文章構成」「かくあるべしというWEB親和性の高い全体の流れ」。
そういう面での「馬子にも衣装」なテキストは必要です。
しかし、自分がとことんアホウになれるnoteでくらい、自由闊達も極まれりなテキストを書いたほうがええじゃないですか。
私はもともとええ子ちゃんしいなライターですが、てめぇの空間でくらいはクレイジーに踊るくらいの度量は持ってます。
踊る阿呆になれるかどうかが、「人間」を構築できるかどうかの最初の分かれ目になると思うんです。
それが、たまらない人間になるってことです。
そういう意味で、勉学に傾倒して学歴を得た人ってのは、本当につまらんですね。
話してもつまらん、話す内容もつまらん。
せめて自分の専門の話を跳ねるようにしてくれればいいのに、お仕着せの洋服の話ばかりしている。
私が聞きたいのは、貴方が人生で刻んできた全身のタトゥーなのですよ。
恥も誉れも、私たちは体中に刻んできてるんです。良くも悪くも、そう隠せるもんじゃない。ふだんは隠していてもね。
私はポートフォリオで、こちらもええ子ちゃんしいの歴史を書いてますが、あのひとつひとつにはまったく「ろくでもない」エピソードがわんさか詰まってます。
だいたい、組織で働くのがイヤだからってムリクリ起業して大失敗するんだから、こりゃもうビジネスパーソンとしては失格中の大失格です。
私は確かにADHDで、しかも身体障害持ちだから、一人親方の八面六臂をするにゃあ向いてないのはわかります。
が、この失敗に関しちゃ、私のポテンシャルと悪しき個性と才能のなさのブレンドのせいですわね。
むしろ、障害を持ってるなら、それをバネに成功するくらいの気概がなくちゃならんです。
残念ながら、私は素寒貧の満身創痍ライターとして、ありがたくも仕事を頂戴する道にしか進めませんでした。
であれば、せめて私を信じて仕事を託してくださってる方々に、予想外のバリューを届けなきゃいかんてすね。
それが「たまらない生き方」だと思います。
秋の夜長に思うのは、そういうことです。
ああ、たまらないなぁ。
でも、つまらないは超えられたかなぁ。
スマホから、つらつらと文章などでございました。
お読みいただき、感謝。
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真里谷(Mariyatsu)
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