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今日図書館で借りた本

今日借りた本は2冊

絶対に住めない世界のゴーストタウン  クリス・マクナブ著 片山美佳子訳 日経ナショナル ジオグラフィック社 2019

廃墟になった街の写真集。
古代の都市の廃墟もあるけれど、現代的な都市で、なぜ人がいないのか分からないようなゴーストタウンもある。

amazon のprime video で、
「人類滅亡 LIFE AFTER PEOPLE」
というのがある。

地球上から人間が突然いなくなったら何が起きるか、というシュミレーション番組。

人がいなくなると、実際の都市や施設がどんなことになるかをCGを使って見せてくれる。

この番組が時々取り上げるのが、いまゴーストタウンになっている街や施設。いま繁栄している都市や街でどんなことが起こり得るかをシュミレーションする根拠として、ゴーストタウンになってしまった街や施設が使われている。

これを見ると、人間がメンテナンスをしなければ、ごく短期間で街や施設に大きな問題が生じること、人間によって普段どんなメンテナンスが行われているかが分かる。

例えば、大きな橋。鋼鉄のワイヤーが橋を支えているが、人間が全くメンテナンスをせず放置すると、数十年でワイヤーが劣化し、1本また1本と切れてしまい、最後には橋全体が崩壊してしまう。図書館で、この本を目にした時、この番組で見たことを思い出した

それにしても、人間は高層ビルの立ち並ぶ街を建設しておいて、簡単に放棄してしまうんだなぁと驚いた。この本の中で、おしゃれな建物や、見上げるような高層ビルが立ち並ぶ写真の数々が出てくるのだけど、人がいなくて殺風景。

キャプションを読むと、「ベットタウンを構想して建設されたが、入居率が想定のように伸びず放棄された」とか書かれている。建設しておいて街ごと放棄してしまうなんて、「シムシティやってるんじゃないんだから」と思ってしまう。


「やりたいこと」が見つかる時間編集術 「4つの資産」と「2つの時間」を使って人生を変える

パラパラとめくった時に、7章にある、「点が線になる15のアクションプラン」が実際的と思ったので借りてみた。

アンプロダクティブタイムという言葉は初めて聞いた。直訳すると「非生産的時間」。

そういう時間のための余白を作ることで、創造的な新しいことを行うことができる。

効率を上げて生産性を向上させるのは大切なのだけど、新しいことを始めるための余白の部分がないといけない、と書かれていた。

オートメーション化された工場は、ある製品を作るのに最適化されていて、膨大な数の製品を送り出せるのだけど、小ロットの別の製品を作るとなると、途端に弱者になってしまう。

旧型の機械も工場の隅に残しておいて、それを扱える職人さんがいれば、新しい製品のプロトタイプを小ロットで作ることも無理なくできる。

新しいことを始めるのもそれと同じで、一見無駄に見える旧型の機械のようなアンプロダクティブタイムが実は重要になってくる場面があるということ。

自分の場合にはそれはどういう時間なのか、どんなことをするとよいのか、考えてみようと思った。

終わりに

ほんとはもっといろいろ借りたいけど、貸し出し上限ギリギリで回しているので、借りれなくて残念。

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