アスペルガーに関するnoteをはじめます。

テレビで発達障害の特集があっていました。
まじまじと観ました。

わたしも発達障害です。

昨年診断をうけ、判明しました。

びっくりしました。

そして、とてもホッとしました。

発達障害とは、うまれつき、脳の機能に障害がある(わたしとしては、"障害がある"というより、"一般的な発達とは異なる発達をしている"と理解しています)ゆえに、日常生活に支障がでたりするというもの。

支障がでるっていうのは、一般の社会は、一般的な脳の発達をしている多数派の人たち向けにつくられているシステムや慣習が多いので、発達状況が違う人たちからすると、うまくフィットしなかったり、理解できなかったりするためです。

症状は脳の部分、範囲によって、特性も軽度も違いますが、わたしはその中で

『アスペルガー症候群』
  ⇨高機能広汎性発達障害
  ⇨自閉症スペクトラム
の仲間に入るそうです。

知的障害ではないので、大人になってからわかる人も多いそうで。

発達障害ゆえに、社会生活に支障をきたしたり、日常生活を平穏におくれないことで、精神的にまいってしまったり、健康被害がでることを"二次障害"というのですが、わたしの場合は、そのおかげで発達障害が判明しました。

そんな診断をうけたら、ショックなんじゃないの?って思う人もいるかもしれません。

でもわたしは全然違って。

「救われた!よかった!」って思いました。

今日テレビの中で同じ自閉症スペクトラム(たぶん彼女はレット症候群)の人も言ってたんですけど、

"できないことがある障害"っていうことがわかって、今まで頑張っても頑張ってもうまくいかなかったり、出来なかったのは自分のせいじゃないんだなって思えて、やっと自分を許すことができたから。認めることができたから。

そういう障害なんだってわかってはじめて、"なんで出来ないんだろう、他のひとはできるのに…"っていうところから解放されて、"じゃあどう対処していけばいいのか"っていう次のステップに進めたから。

診断されてから、たくさんの関連図書を読みました。症状は当事者毎に様々なので、全然あてはまらないこともあれば、激しく共感することもありました。アスペルガーの場合は、性別でも症状がずいぶん違って、一般的に知られているのは男性の方だったりします。なので、女性の当事者が書かれた『アスパーガール』っていう本が一番おきにいりです♡共感する部分も多く、勇気づけられました。

わたしは、発達障害が判明して、
正直、いいこと尽くしだったと思います!ほんとに!

だからこそ、まだまだ"発達障害"ってものについて、誤解があったり、得体の知れない恐怖心があったり、いい印象を持っていない人に、本当のことを知ってもらいたいなって思います。

どんな時に、不安だったか。

どんなことが理解できなかったか。

どんな時に、発達障害でよかったー♡って思うのか。

いろいろあるので。笑

すこしずつ紹介していこうかなと思います。

知ったうえで、"やっぱり相容れないわ〜"って思うなら、それでよいと思うし。でも、本当は、"なんだ〜〜!そういうことか〜。発達障害も面白いんだね〜♡"って思ってくれるひとが増えるのが、希望だったりします。

ただ、声を大きく言いたいのは、

いろいろ含めて、まるっと「わたし」なので。

発達障害が判明するまえと、判明したあとで、「わたし」が別人になるわけじゃないので。

急に障害をもったわけではなく、わたしにとって普通だったことに、名前がついただけのはなしなの。

たとえばね、

"なんか世界がぼやけて見えるな〜、もっと遠くのものもくっきり見えればいいのにな〜、でもまあこんなもんなのかな〜。"って人がいたとして、或る日お医者さんから"あなたは視力が低いですよ!"って診断をうけて、"なんだ〜、そうだったのか〜!どうりでぼやけてるわけだ。じゃあメガネをかければいいんだな"って対処法がわかる。

つまりそういうことなんです。

ね?全然特別じゃないでしょ。

ありそうな話なんです。笑

だから、そういうことを知ってほしい。
そして、わたしはわたしらしく生きていくだけです。
固有名詞でいるだけ。
そして、死んだ後に、"わたしの生き様、かっこよかったよな〜"って思いたい。笑

たのしも。

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