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0514「連絡するのに理由はいらない」

ただの日記です。

元気かなと、ふと思い出すひとがいる。あのひと、どうしてるかな。でも思い出してもとくに用事がないので、これといった連絡はせずに、そのまま日常に戻る。

ふだんだったら、近況報告を兼ねてお茶に誘うとか、フラステージに出るから見に来てねとか、なにかの理由をつけて連絡できるけど、ステージは当分ないし、幾度となく続くまんぼうやら緊急事態宣言やらで「ふだん会わないひとには会わないで」と釘を刺されている。(いちおう、守ってます。)

わたしがふだん会うひとは、家族、仕事関係のひと、フラ関係のひと。
それ以外の友人たちには久しく会っていない。

SNSでの近況確認も可能とはいえ、SNSで繋がっていないひともいるし、繋がっていてもまったく投稿していないひともいる。わたしもプライベートはSNSに投稿しないし。

物理的にも、こころ的にも、なんとなく距離が遠のいている。連絡しない時間が長くなればなるほど、連絡しにくくなって、さらに連絡しない時間が長くなるという負のスパイラルにおちいっている、そんな気がする。

いやでも、ちょっとまって。わたしはどうして、連絡するのに理由を探しているんだろう。そもそも、理由っているんだっけ。友だちなんだもん、ただ「元気?」って近況を聞いたり、他愛のないやりとりをしたいから連絡したっていいよね。べつに理由なんていらないし、なんならこれが立派な理由だ。

そう思って、毎日ひとつずつにメッセージを送ることにした。

メッセージを送ると、みんな「連絡ありがとう!嬉しい!」とすぐ返信してくれる。最近の写真を送ってくれたり、できごとを教えてくれたりもする。うちの会社は全然テレワークにならないとか、娘が4歳になって口が達者だとか、毎日編みものしてるとか、お菓子作りにハマってるとか、子ねこを家族に迎えたとか。みんな元気そうで安心したし、こんな些細なコミュニケーションでも、幸せがこみ上げてくる。

ほんとうに簡単なことだった。ただ「元気?」ってメッセージすればいいだけ。一体なにを躊躇していたのか。もっと早く連絡すればよかった。

いまこれを読んでいて、頭に思い浮かぶひとがいる場合、Lineでもメールでもなんでもいいので、いますぐメッセージを送ることをおすすめします。なんて書けばいいのかわからないときは「久しぶり、あなたのことを思い出して、元気かなと思って連絡したよ」と、すなおに書けばいいです。きっと喜んでくれて、あなたも幸せな気持ちになると思います。

わたしもこれから、今日のひとりにメッセージを送ります。










とりとめのない文章を読んでいただき、ありがとうございます!