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いつだって冒険は突然に ー 最推しを探す旅

今回は閑話休題というかインターリュードです。くだらなくってすいません。

最強騎士はどこへ行った?!(号泣)

『結婚商売』コミック版のザカリーがあらぬ方向(若妻に陥落して乙女になったりタワマンスパダリになったりのキャラ崩壊)に進み始めた2022年末から、筆者の周辺は現実逃避で他作品を読み漁るモードに入り始めました。
なまじ序盤20話までのザカリーが、寡黙で冷徹でありながらも心のうちで淑女(妻)に誠を捧げる、技術的にも精神的にも無敵の騎士ぶりを披露して界隈を席巻していただけに反動は激しく、致し方ない流れであったと言えましょう。ピッコマの悪女ものが「待てば0円」で大量に読めるとあって、そのへんが人気らしいのですが、私はといえばこのnoteの「結婚商売設定考証①」に書いた通りその手合いは非常に苦手としているため、専ら別方向へ…。

年末から読んだ主な作品といえば、過去に読みかけて放置したものも含めて以下4つ。いずれもかなりハマって日々TLで叫んでいました。

  • ヲタクに恋は難しい

  • 墜落JKと廃人教師

  • 皇帝と女騎士

  • 穏やか貴族の休暇のすすめ。

基本的にマンガは群像劇か、「強く賢く一本気で、なんなら世界を変えるような才覚を持つ女性」が大活躍する作品が好きなのですが、この4作品の共通点は「基本的におかしな人間しか出てこない」ことにあります。そういうモードなんですかね。

マイノリティ女子の推しキャラ基準は"強くて影のあるブルー"

では男性主体の物語でどハマりしたキャラの共通点といえば「類稀な強さを誇り周囲の信頼も篤いが、どこか影や謎のある孤高の軍人」である点です。これはブレない。幼少期からまったくブレない。もはや性癖レベル。レッドじゃダメなんだ…ブラックも好きだけどハマりはしないんだ…!

  • レオニード・ユスーポフ侯爵(オルフェウスの窓)

  • トロワ・バートン(ガンダムW)

  • ロックオン・ストラトスことニール・ディランディ(ガンダム00)

  • ヒュンケル(ダイの大冒険)

わかりやすいのはヒュンケルでしょうか。前時代の勇者アバンの一番弟子でありながら魔軍の将校(不死騎団の軍団長)として恐れられ、アバンの使徒の長兄として少年少女を援護し、「人間最強」と謳われ、女賢者エイミの求愛やヒロイン・マァムの憧れさえ「自分はそのような思いをかけてもらえる男ではない」とクールに突っぱねる。ラストまでひたすらに求道者でありました。ついでに絶体絶命の死線を何度もくぐり抜けては生き延びるゆえ「死ぬ死ぬ詐欺」と揶揄されてますね。人生ダイハード。

そして今回の放浪の果てに行き着いたのが、たまたまウェブ漫画アプリで目について読み始めた『穏やか貴族の休暇のすすめ。』(略称は『休暇。』)であり、主人公リゼルの相棒ジルでした。
『結婚商売』と同じく、この作品もマンガから入って小説に手を出し、沼地に埋まってしまった状態です。


というわけで当noteはしばらく『結婚商売』を離れ(還ってこないかもしれない)、現在の最推しが活躍する『穏やか貴族の休暇のすすめ。』について勝手にまとめていきます。
もともと文章を書くのが好きで本業(サラリーマンですが)の職務にも活きているせいか、一度こうやって自分なりに活字でまとめ始めるとしばらくそのループから抜け出せないんですよね…。
それではまた。

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