見出し画像

家族を疎遠にするのは責められること?

こんにちは。まりかなです。久しぶりに2日連続パソコンを開きました。仕事で触っているのはデスクトップなので、ノートPCのキーボードは少し違和感がありますね。こっちももっと慣れていきたいところです。


以前、今年は家族離れの年にしたいと投稿をしました。

記事はこちら>> きっと忘れられない年になる〜家族離れ元年〜

今日は家族離れをしている自分が、ここ数ヶ月で感じたことをまとめていきたいと思います。

家族とのやりとり

もとより連絡が頻繁ではなく、普段は1ヶ月に1回連絡を取るかどうかレベルの我が家。こちらから連絡を取ることはほとんどなく、とっても母と好きなアニメの話をする程度でした。そもそも母は言葉足らずなことが多いので、こちらが1を聞いて5を理解するくらいのレベルで言葉を補わなければいけない会話が多いです。

今まではそれも「しょうがないなあ」と家族補正で思えていたのですが、最近は「なんで少しでもこっちがどう考えるか考えられないんだろうか」とイライラしてしまうことが多くなりました。

たとえばネット限定の通販を自分でやってとこちらが言えば「めんどくさい」と言う。私がキッチンに立てば「勝手に食材を使わないで」「そんな時間があるなら勉強すれば?」などと文句しか言ってこなかったのに、弟が作ったらしいいちごのタルトの写真をこれ見よがしに送ってくる。

こちらからすれば「人にやらせようとしていることを本人に向かって面倒と言う?」「(弟は部活をやっていないので)お菓子を作る時間と余裕があって、優秀な弟がいてよかったね」などとイヤミも言いたくなるわけです。

私は家族に文句を言わない

イヤミを言いたくはなるのですが、私は家族にイヤミを言いません。ついでに弱みも見せません。なぜかと言えばたったひと言。『期待をしていない』からです。

半年ほど前の抑うつ神経症になる前後、自分ではどうしようもない状態に両親に助けを求めました。父親には泣きながら「仕事をやめたい」と言い、母親には「HSPって知ってる?私それかもしれない」と打ち明けました(それぞれ別日ですが1週間以内くらいの出来事です)。それまでは周りへの不満は話したことがあっても、自分ができないことに対する不安や希死念慮の話はしてきませんでした。なので私からしたら一世一代の告白だったわけです。

しかし、両親からの反応は思っているものではありませんでした。

父からは「大丈夫?」とひと言あった後に「周りはどうしてるの?なんて言ってるの?」と周囲の様子を聞かれました。このとき私は「他の人ができているならできていない私は価値がないってこと?」と解釈しました。父は共感力が皆無なので、この時はすぐに解決方法を導きだそうとしたのだと今でこそ思いますが、当時の私にはそんな理由がなく、自分がただ否定されたのだと思いました。

母の反応は「大丈夫、そんなことないって!」。母はたぶん否定したつもりはないのでしょう。おそらく今頃はこの会話も覚えていないと思います。もちろんHSPについて調べるなどはしていないでしょう。そういう人です。

こんな経緯もあり、家族離れがはじまったわけですが、私が文句を言ったところで家族には響かないし、改善しようとしてくれるとも思いません。「家族なんだから多めにみてよ」と言われるであろうことが目に見えています。だから、私は『改善させる』のではなく『こちらから距離をとる』ことを選んでいるのです。

家族を疎遠にするのは責められること?

家族と連絡を取っていないとか、家族を疎遠にしているというと「そんな風にしたら家族がかわいそう!」と言う人がいます(今の職場の上司がそんな感じなのですが)。また、希死念慮のある方の告白に対する反応として「死にたいなんて言ったらお母さん悲しい」という人がいるようです。

確かに親からしたら「せっかくここまで育ててやったのに、連絡もしてこないなんて!」と思うかもしれません。しかし、私が家族に対して不満を抱いたり、つらいと感じる感情は?と思ってしまうわけです。

これまでの私であれば、そんな感情は後回しにして「家族だから!」とほいほい言うことに従っていたと思います。しかし、家族マジックから解き放たれた今、私には『自分が嫌だと思うこと/されることで不幸になることから逃げよう』という選択肢があるのです。

両親が悲しんでいようが、自分の感情が第一だから仕方ない。これは私の最後のわがままかもしれません。ごめん。

さらに言えば、当事者なのは私と家族だけ。周りが「それは良くないと思う!」と言うのであれば「じゃああなたはあなたの家族にそうしない/されないように気をつけてください!」と言えばいいだけな気がします(上司、お前はこれだ)。

最後に

ここまで否定しておいて何だよと言われるかもしれませんが、両親は人間の感情的な部分にひどく無頓着なだけで、常識のある大人ではあると思っています。社会に出てからも「しっかりしているね」と声をかけてもらえるのは紛れもなく両親のおかげであり、大学まで出させてくれたことについては本当に感謝しています。

ただ、感情に敏感な私が時間を共有するのは難しいだけ。両親がかわいそうであるとは心の片隅で思っている反面、私が涙を流さず、苦しまずに毎日を生きるのにはこれが最善だと思うのです。

もしかしたらこのnoteを見てくださった方の中にも、家族や周囲との関わり方について悩んでいる方がいるかもしれません。私がこのnoteで伝えたいのは『周りの感情ではなく、あなた自身の感情に一番に従ってほしい」ということです。周囲のために動けるのはとても素敵なことだけど、そのせいであなたが苦しんだり、死にたくなったりすることがありませんように。そして少しでも笑える毎日になりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

まりかな

サポートいただけると嬉しいです!サポートは今後の活動に役立てさせていただきます^^