ひきこもり日記*遠くにあるものほど美しく見える錯覚
高い山を遠くから見ていると美しい。
山頂はじつは岩ばかり。山頂から見える遠くの景色は美しく見える。
青い海はキレイ。海底がたとえ闇だろうと、遠くから眺めていると闇の深さなんて想像できない。
汚いところ暗いところは目に入らず、ひたすら憧れるところばかりに、目を奪われる。
近くのものは、汚れが気になる。
キレイなところは目に入らず、ひたすら汚れを落とそうと努力する。
汚れを落とすことに気を取られて、美しさに磨きをかけることを忘れる。
じぶんで努力して登ってきた山頂の汚れが気になってしまったら、その場所を居心地よく整えればいい。
だけどまた遠くを見て、美しさを磨くことを忘れてしまう。
その場所の美しいところはなんだろう。
立ち止まってよく観察しながら、また 進む。
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